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いま、よみがえる「甲賀の時」

通史編 第2巻「甲賀衆の中世」平成24年2月29日より販売

油日神社の写真
甲賀衆の息吹を今に伝える油日神社

甲賀市の歴史文化を時代の流れにそって紹介する通史編の2冊目として、待望の中世編「甲賀衆の中世」がいよいよ刊行です。

日本の社会は鎌倉時代から戦国時代にかけての「中世」に、大きい変化を遂げたと考えられています。このことは甲賀についても同様で、今日につながる地域社会の原型ができた時期、いわば「甲賀社会」のルーツが形づくられた、躍動感にあふれた時期ということができます。

今回はこのような中世甲賀の担い手としてとくに「甲賀衆」と呼ばれた武士を中心にとりあげ、彼らが乱世をたくましく生き抜き、甲賀はもとより各地に活躍した史実を、豊富な史料に基づいて解き明かします。源平の争乱のなかに登場する甲賀の武士、激変する社会のなかで最後まで所領の経営に努力した領主たち、中世史研究の世界で有名な「同名中」や「郡中惣」をはじめとして「惣」と呼ばれた自治のありかた、そこへなだれ込んでくる天下統一の荒波と地域の変転、そして仏教美術や修験道など多彩な宗教文化やその遺産を多くの写真とともに紹介します。甲賀らしさにあふれた中世をひもとく1冊、どうぞ座右にお備えください。

体裁

『甲賀市史』第2巻目次

B5判 上製本 箱入り 本文520頁 巻頭カラー8ページ 本文写真多数

付録カラー16ページブックレット「中世甲賀を歩く」同梱

第2巻執筆者(敬称略)

川嶋 將生(本巻担当編集委員・立命館大学衣笠総合研究機構教授)
水野 章二(滋賀県立大学人間文化学部教授)
吉田 賢司(帝京大学文学部講師)
早島 大祐(京都女子大学文学部准教授)
源城 政好(帝塚山大学人文学部教授)
河内 将芳(奈良大学文学部教授)
下坂  守(奈良大学文学部教授)
尾下 成敏(京都大学非常勤講師)
村田 修三(大阪大学名誉教授)
松本 郁代(横浜市立大学学術院国際総合学科群准教授)
豊島  修(京都女子大学短期大学部教授)
岩田 茂樹(奈良国立博物館学芸部長補佐)
畑中 英二(滋賀県教育委員会事務局文化財保護課主査)
伊藤 誠之(甲賀市教育委員会事務局歴史文化財課市史編さん調査員)
林  修平(甲賀市教育委員会事務局歴史文化財課市史編さん調査員)
米田  実(甲賀市教育委員会事務局歴史文化財課市史編さん室室長)

販売価格

1冊3,500円(送料別)

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