平成29年度に実施した東山遺跡第2次発掘調査について、調査成果の現地説明会を平成29年12月23日に行いましたが、その後に実施した追加調査の成果についてお知らせします。

なお、本報告の内容は、平成30年3月26日付けで報道機関等へ資料提供を行ったものです。

【調査名称】

 東山遺跡第2次発掘調査

 

【遺跡の概要】

東山遺跡は甲賀市信楽町黄瀬に所在し、周辺には史跡紫香楽宮跡の各地区があり、紫香楽宮に関連する遺跡が集中しています。

これまでの調査(平成29年12月23日の現地説明会まで)で、紫香楽宮に関連する可能性が非常に高い大型掘立柱建物の存在が明らかとなり、これまで空白となっていた場所にも紫香楽宮関連の遺構が広がっていることがわかりました。

紫香楽宮の全容を考える上で重要な遺跡であると言えます。

 

【今回の調査成果の概要】

1.前回の現地説明で報告した「大型建物1」の南北規模が14間(約42m)以上となることが分かりました。ただし、今回の調査区内では建物の南北の端を確認することができなかったため、現段階では建物の南北規模を確定することはできません。

2.調査地周辺で過去に見つかったされる大型の柱根が地元の方から持ち込まれましたが、その柱根に対して年輪年代測定を実施した結果、500年代半ば~600年頃に伐採されたものであることが判明しました。

3.東山遺跡については、紫香楽宮に関連する遺構の広がりや建物配置などの構造を把握するため、平成30年度も継続して実施する予定です。

 

◎平成30年3月26日付の報道機関等への提供資料 ⇒  こちら(PDF486KB)

◎平成29年12月23日の現地説明会資料 ⇒  こちら(現地説明会資料一覧のページ)