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【市長あいさつ】
 日頃、記者の皆様には、市内の取材活動を通じて本市の魅力をはじめ、市政の発信にご協力をいただき、お礼を申しあげます。
 まずは、先週の火曜日に上陸した台風第21号、そして木曜日の北海道胆振(いぶり)東部地震によってお亡くなりになった方々のご冥福をお祈りし、ご家族の皆さまにはお見舞いを申しあげます。また、被災された全ての方々に対して心からお見舞いを申しあげますが、全国市長会等を通じて甲賀市に支援の要請等ございましたら復旧に向けた支援を市としても進めたいと考えています。
 非常に強い台風第21号は、今月4日(火曜日)午後2時頃に本市に最接近しました。市民の早期の安全確保を図るため、一部地域に避難準備情報を発令し、市内の5,459世帯、16,037人を対象に避難準備情報を発令しました。開設した67の避難所には69人が避難されたと報告を受けています。
 本市において人的な被害はありませんでしたが、暴風の影響による倒木等で市道の通行止めや停電等、ビニールハウスの損壊が多く報告されていますが、停電や倒木は、翌日の5日には復旧したと報告を受けています。
 報道にもありましたが、甲南北保育園の屋根が一部剥がれ、敷地内に落ちる被害がありました。当日、通園していた3人の園児と4人の職員には、幸いにも怪我はなく安心したところですが、 被災した甲南北保育園では、保育を実施できる状況でありませんので、翌日の5日から、車で5分程度の距離にある甲南西保育園で保育を実施しています。この甲南西保育園では、26人増える園児の保育に対応するため、使用頻度の低かった部屋を使用するということで、一昨日の9月11日に保育室1室と遊戯室にエアコンを設置したところです。
 私も甲南西保育園に足を運び、園児がストレスを受けていないか等を確認しましたが、「遠足等で、以前から交流をしていたので、一緒に遊べることを楽しみにしている。」「友達が増え、遊びもひろがるので喜んでいる。」といった現場からの声も寄せられています。当面は、甲南西保育園での合同保育となるので、環境整備も含め、特に子どもたちの精神面に配慮し、適切な保育が提供できるよう対応していきたいと考えています。
 それでは、本日提供させていただく内容について、市からは1件であり、この10月6日から甲賀町の櫟野寺の秘仏が33年に一度の大開帳となることを受け、関連する事業を紹介します。
地域でも非常に親しまれている櫟野寺の本尊で一昨年の秋から東京国立博物館で開催された特別展で公開され、21万人を超える来場者を魅了した、全国的にも注目を集めている観音像です。
 詳細については、この後、担当からご説明申しあげますので、ご開帳にあわせていろんなイベントを観光の視点で考えていますので、是非積極的に発信いただき、市内外から多くのお客様にお越しいただけるようご協力をお願いします。

【情報提供】
◎「櫟野寺の秘仏が33年に一度の大開帳」関連事業について(観光企画推進課)

【市長と市政記者クラブとの質疑応答】
(記者)台風第21号の支援について、要請の話はきていますか。
(市長)滋賀県市長会、近畿市町会、全国市長会からは、今のところそういった要請はありません。

(記者)地震による被災地で甲賀市と関係している市町はありますか。
(市長)北海道に関しては災害協定を結んでいる地域はありませんので、協定に基づき実施することは今のところありません。

 以上