広報PR一覧

甲賀市ゆかりの選手 ラグビー競技国体出場決定!(2)

滋賀県ラグビーフットボール(7人制)成年男子チームが、昭和56年(1981年)以来、42年ぶりに近畿ブロック予選を突破し、「燃ゆる感動かごしま国体」への本選出場を決めました。

そこで、甲賀市の公立甲賀病院勤務の村中章悟選手と甲南高等学校勤務の青山大河選手にインタビューを行いました。

村中選手のインタビュー記事はこちら

甲南高等学校勤務 青山大河選手

青山選手

Q.鹿児島国体が決まった時の心境を教えてください。
A.うれしかったですね。来年から強化メンバー(現役のトップリーガー、プロの選手)が来ると聞いていましたが、今のメンバーは仕事をしながらトレーニングをしているメンバーばかりなので、プロの力を借りなくてもいけるということを証明したいと思いながらみんなで頑張っていました。実際に大阪のチームは、相手に元トップリーガーの元プロの選手もいらっしゃったそうなので、そういう相手に僕らでもやれるということを証明できたのがうれしかったし、自信にもなりました。ずっとやってきた中で一つ結果が残ったということがすごくうれしかったです。
Q.今回近畿ブロック予選を突破できたのはどうしてだと思いますか。
A.専門的なところになりますが、ボールの保有率、ポゼッションという、相手にボールを持たれる時間をできるだけ少なくして、自分たちがボールを持てる時間を長くすることを去年からずっとテーマとしてやっていました。最後に大阪に勝って鹿児島国体出場が決まりましたが、その大阪の試合では、前半はポゼッションがうまくいかず、相手にリードを許してしまう展開でした。ですが、後半はそれが反転して、自分たちがずっとボールを持ってプレーすることができ、そこから得点につながって、目標、やっていたテーマを達成できたから勝ちにつながったと思います。
Q.ラグビーはどのようなところがおもしろいですか。
A.他のスポーツと違って体をぶつけるような激しいスポーツなので、仲間のためにやるというのがすごく顕著に出るところです。自分が体を張ることで、失点を防いだり、相手からボールをとったりすることもでき、逆に仲間がすごく体を張ってくれて、血を流しながら、けがをしながらでも、つないでくれたボールであったり、止めてくれた相手のトライが結果に出てくるところがすごくあるので、そこがラグビーの楽しいところだと思います。
Q.ラグビーはいつからやっていますか。
A.高校の時からなので、10年目になります。高校3年、浪人時代、大学4年、社会人2年目で10年目です。
Q.練習はいつ行っていますか。
A.週1回、日曜日にみんなで集まってやっています。
Q.個人で行っていることはありますか。
A.今バレーボール部の部活の顧問をしていますが、その中で生徒たちと一緒にトレーニングしたり、家に帰ってから体を動かしたりしています。働いてまだ2年目ですが、去年から働きだしたと同時のタイミングでこのチームに呼んでもらいました。今までのラグビーだけをしていれば良かった学生でのラグビーとはまた違って、働きながら仕事は仕事でやらないといけない中で自分のコンディションを整えたり、トレーニングをしたりしていて、しんどいと思うことはありました。
Q.2025年の国スポに向けて意気込みはありますか。

A.今回国体に出たことで、改めていろんな人に支えられていることを感じました。滋賀国スポが開催されることをいろんな人に知ってもらえたと思いますし、さらにそこで僕たちは日本一になろうと練習しているので、その目標を達成できるように日々練習していきたいと思っています。


ラグビー(成年男子)は、2023年10月9日(月)~10日(火)に鹿児島県立サッカー・ラグビー場で開催されます。

詳細については、かごしま国体鹿児島市公式ホームページをご確認ください。

みなさんもぜひ一緒に応援しましょう!