ユネスコ無形文化遺産・国指定重要無形民俗文化財の「瀧樹（たぎ）神社のケンケト踊り」が５月３日（金曜日・祝日）に奉納されます。
瀧樹神社のケンケト踊り
甲賀町岩室、土山町前野・徳原に伝わる瀧樹神社のケンケト踊りは、毎年５月３日の春祭りで奉納されます。孔雀や山鳥などの羽根で作ったシャガマを被った踊り子の子ども達が、神社や地域の各所で囃子（はやし）に合わせて踊りを披露します。
ハナバイ（花奪い）も、このお祭りの特色で、神幸行列（しんこうぎょうれつ）で地域を巡り、神社にやってきたハナガサを参拝者が倒して、赤い造花などの飾りを奪い合います。取った花を家に持ち帰り、神棚や玄関などに飾っておくと、災難を免れると伝えられています。
令和２年（２０２０年）には、守山市・東近江市・蒲生郡竜王町に伝わる類似の踊りとともに「近江のケンケト祭り長刀振（なぎなたふ）り」として、国の重要無形民俗文化財に指定されました。さらに令和４年（２０２２年）１１月には、全国各地に伝わる「風流踊（ふりゅうおどり）」を代表する踊りの１つとして、ユネスコ無形文化遺産に登録されました。
瀧樹神社のケンケト踊り（馬場踊りの様子）
主な日程（予定）
午後１時３０分 前野集会所 → 瀧樹神社（土山町前野１５５） 神幸行列
午後２時頃 ～ 瀧樹神社 ケンケト踊り・ハナバイ（花奪い）
臨時駐車場・臨時送迎バスのご案内
当日は下図のとおり臨時駐車場を開設します。交通警備員や案内看板の指示に従い、安全にお越しください。また、臨時駐車場の混雑緩和のため、土山地域市民センターから瀧樹神社までの間、下表の時間に臨時送迎バスの運行を予定しています。ぜひご利用ください。
瀧樹神社周辺案内図
臨時送迎バスの運行時間（予定）
「ユネスコ無形文化遺産 瀧樹神社のケンケト踊り パネル展」開催中！
ユネスコ無形文化遺産 瀧樹神社のケンケト踊りを紹介するパネル展を開催しています。入場は無料です。ぜひご観覧ください。
◎道の駅 あいの土山 月・水～日、9時00分～17時00分