メニュー表示

メインメニュー

閉じる

土山茶と朝宮茶の概要

 甲賀市は、滋賀県産の茶の約9割を生産しており、市を代表する特産品のひとつとなっています。市内には2つの茶産地があり、それぞれ気候・栽培方法などが大きく異なっています。

市内茶地図

 

土山茶

 なだらかな丘陵地が続く土山地域では、江戸時代より生産が行われています。東海道の宿場町であったこともあり、街道で名物として売られていました。人が乗って操作する大型の乗用機械を用いられ、県下で一番の生産量となっています。栽培面積は約200ha、生産量は約550t/年です。また、栽培中に黒い布で覆って日光を制限した、まろやかな味わいの「かぶせ茶」を多く生産しています。

頓宮大茶園

朝宮茶

 日本五大銘茶に数えられ、かつ約1200年前から栽培がはじまっていた最も古い産地のひとつです。信楽地域の西端、京都との県境に位置する山間地で、慣れていないと体を立てているのがつらいほどの傾斜地です。よって大型の機械が使用できず生産量は多くありませんが、朝晩の冷え込みが厳しく、それがお茶をおいしくさせます。栽培面積は約90ha、生産量は約180t/年です。

朝宮茶茶園

茶の効能について

 免疫を活性化させる

 茶には様々な成分が含まれていますが、その中でもカテキンはよく耳にする代表的な成分です。その中でもエピガロカテキンはマクロファージ(白血球の一種)を活性化させることが判明しています。マクロファージの活性化は、体の中に異物が入ってきても、それを処理する能力が高くなることを示します。また、マクロファージには、新たな異物が入ってきたときの抗原認識機能を有していますので、これを高めて抗体産生能が高まる可能性があります。エピガロカテキンを多く抽出させるためには、水出し緑茶が有効と言われています。

引用

抗アレルギー作用

 茶葉に含まれる別のカテキンには、抗アレルギー作用があり、ラットやモルモットの実験においてヒスタミンの発生を抑制したりする働きがあることが報告されており、ヒトにおいても応用できるのではないかと言われています。

引用

目を覚まさせる

 茶に含まれるカフェインは、覚醒作用があります。眠気をすっきりさせたい場合は、少し熱めのお湯で淹れて飲みましょう。

リンク集

このページに関するアンケート(農業振興課)

QuestionRepeater
このページの情報は役に立ちましたか?
[id1]
このページに関してご意見がありましたらご記入ください。
(ご注意)回答が必要なお問い合わせは,直接このページの「お問い合わせ先」(ページ作成部署)へお願いします(こちらではお受けできません)。また住所・電話番号などの個人情報は記入しないでください