甲賀市では、交差点名標識に観光地、名所、旧跡、文化施設等の名称を表示することにより、観光振興に寄与し、目的地までのわかりやすい案内となるよう、交差点名標識(交差点において、地点名を表示する標識)の改善に取り組んでいます。
令和6年12月13日、水口町綾野地先の「水口城跡」および「水口宿西見附」に隣接する交差点の交差点名標識を新たに設置しました。
※標識の名称については、各都道府県に設置された道路標識適正化委員会において決定いただいております。
・市道樋下・綾野線 「水口城跡」 ・・・水口城は、「碧水城」とも呼ばれ、徳川家光が上洛の際の宿館として小堀遠州に
築かせました。
角櫓を模した水口城資料館では、城の模型や水口藩に関する資料を展示しています。
・市道名坂・中邸線「水口宿西見附」・・・西見附は、水口宿の西の端に設けられていたもので、枡形土塀と柵で区画し、
木戸や番所を置き宿場の防御的な施設となっていました。
このほか、宿の東の端には東見附が置かれ、それぞれ「江戸口」と呼ばれました。
「伊勢参宮名所図会」では、水口の場面に東見附付近の町並みが大きく描かれています。
