旧東海道の松並木
古くから東海道五十三次の49、50番目の宿場として栄え、現在でも東海道が姿を変えた国道1号、そして新名神高速道路の開通などにより交通の要衝となっています。旧東海道沿いを歩くと、歴史を感じさせる街並みと、昔の街道の面影が至る所に見られます。
車でお越しの場合は甲賀土山、甲南、信楽の3つのインターチェンジがあり、土山サービスエリア、甲南パーキングエリア、また国道1号沿いに道の駅「あいの土山」も設けられており、非常に便利なロケーションとなっています。
甲賀流リアル忍者館
中世に活躍したといわれる甲賀忍者(甲賀武士)の伝説はあまりにも有名です。市内にはそんな忍術を体験できる施設などがあります。
また、忍術から派生したといわれる製薬技術が「甲賀の薬売り」を生み、現在でも地場産業として最先端の製薬技術を持ちます。
信楽焼のたぬき
タヌキの置物が有名で、また長い歴史を持ち日本六古窯に数えられる信楽焼も市の自慢のひとつです。まちなかのいたるところにタヌキの置物が並び、信楽駅前の巨大なタヌキは代表的な記念撮影スポットになっています。
また、自分でろくろを回せる陶芸教室も数多くあり、世界に一つだけの自分の作品を作ることができます。
甲可寺跡推定地
遥か1200年以上前の奈良時代中ごろ、時の聖武天皇が首都である紫香楽宮造営しました。
しかし、この宮は短命で終わり、その所在については長い間謎となっていましたが、近年の調査で朝堂をはじめとする遺跡が確認され、その実像が明らかになってきています。
国史跡紫香楽宮跡 公式WEBサイト
油日神社
甲賀の軌跡を鮮明に映し出す市内の文化財、その数と希少さは県下有数を誇っています。
先人たちが長い営みの中で築き上げてきた深い歴史の数々。まちに残る歴史遺産を訪ね歩いてみてください。
自然歩道
野鳥のさえずり、清らかな渓流、澄んだ空気、自然を感じながらのハイキングは身も心も健康にしてくれます。
市内には東海自然歩道がおよそ33km通っていて、「鈴鹿峠コース」「甲南コース」「信楽コース」の3つのコースが満喫できます。
三筋の滝
昭和池
頓宮大茶園
土山茶の大茶園では、県下一の生産量を支える広大な茶畑が丘陸一帯に広がります。土山茶は、文和5年(1356年)、常明寺の僧純翁が京都の大徳寺から茶の実を持ち帰って寺で栽培したのが起源と伝えられています。
また、山の斜面を利用して栽培される朝宮茶は、独特の香味を持ち、高級茶の伝統を守っています。新緑の頃には、茶畑の緑豊かな風景が心をなごませてくれます。