水口歴史民俗資料館では藤栄神社の社宝として伝わる十字形洋剣、通称水口レイピアのスポット展示を行います。
 この洋剣はおよそ400年前に、日本にもたらされたヨーロッパ製のレイピア(細形長剣)をモデルとして日本国内で制作されたものです。
 刺突をその使用法としフェンシングの始まりとなったレイピアについて、当時の権力者が南蛮人(ヨーロッパ人)から手に入れ、好奇心を持ってその複製を制作させました。国内ではこのような洋剣はほかに知られていません。
 地域で守られてきた宝物を、この機会に是非ご覧ください。

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                     展示案内(PDF)


■展示期間
 令和3年10月9日(土曜日)~令和3年11月10日(水曜日)
 ※新型コロナウイルス感染症の状況により、変更する場合があります。

■休館日
 木・金曜日

■開館時間
 10時~17時

■場所
 甲賀市水口歴史民俗資料館 第2展示室(滋賀県甲賀市水口町水口5638)

■入館料
 大人150円 小・中学生80円

■問い合わせ先
 0748-62-7141(水口歴史民俗資料館)

展示資料 十字形洋剣 ー 水口レイピア ー


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 ▲十字形洋剣(藤栄神社蔵)


 水口レイピアの特徴 

 未だ謎が多い水口レイピアですが近年の調査によって17世紀前半に日本国内で作られたものであることが分かってきました。
 鞘(さや)は漆塗りで、鞘先の文様は柄(つか)部と同じです。剣身には浅い毛彫りで幾何学的な模様が施されています。
 また、水口レイピアの重要な特徴は小さなねじによって、柄と刀身とが接合されていることです。しかし、ヨーロッパ製のレイピアは刀身を柄に差し込み、柄頭(つかがしら)から飛び出た刀身の頭をハンマーで叩きつぶして固定する方法が一般的です。小さなねじによる接合方法では強度的に弱く実戦での使用は難しいのですが、当時は特殊技術であったねじをなぜ採用したのかは謎と言えます。
 また、刀身については日本刀やヨーロッパ製レイピアにも見られる「折り返し鍛錬(たんれん)」によって製作されていることが明らかとなっています。

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     展示解説シート(PDF)



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