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新型コロナウイルス感染症の「2類相当」から「5類感染症」へ移行に伴う市長メッセージ(5月8日更新)

 政府は本日5月8日、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけを「2類相当」から季節性インフルエンザと同じ「5類感染症」に移行するとともに、講ずるべき対策を実施するに当たり準拠すべき統一的指針を示した「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」を廃止しました。このことにより、感染対策は行政が様々な要請・関与をしていく仕組みから、市民皆様の主体的な選択を尊重し、個人の判断に委ねていくことが基本となり、甲賀市でも「第37回新型コロナウイルス感染症対策本部」を開催し、全ての制限を解除する旨の決定を行いました。

 新型コロナウイルス感染症が発生して以降、「緊急事態宣言」「まん延防止等重点措置」等により日常生活に多大なご不便をおかけしました。3年余りに及ぶ未曾有の事態を「オール甲賀」で乗り越えてこられたのも、市民皆様の感染防止対策へのご理解と支え合いのご協力があったからこそと心から御礼申しあげます。

 また、医療機関等関係者の皆様には、自らの感染リスクを抱えながらも、市民皆様の命と健康を守るため、医療提供体制の確保やワクチン集団接種等、現場の最前線で多大なるご尽力を賜りましたことに改めて敬意と感謝を申しあげます。

 引き続き、高齢者等重症化リスクの高い方への配慮は必要となりますが、市といたしましては、長引くコロナ禍で落ち込んだ社会経済活動の回復、物価高騰対策、地域の絆づくり、健康・生きがいづくり、子どもの育ちの機会等の取り組みを積極的に推進してまいります。今後も「新しい豊かさ」につなげるアフターコロナの取り組みに挑戦してまいりますので、ご理解とご協力をお願い申しあげます。

令和5年5月8日

甲賀市長 岩永裕貴

 

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