令和6年7月4日 市長記者会見
〇あいさつ・情報提供
【市長】
改めまして皆さんこんにちは。
大変お忙しいところお集まりをいただき、ありがとうございます。
早速ではございますが、情報提供とごあいさつを申し上げたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
去る6月28日、甲賀市議会6月議会が閉会いたしました。
提出をさせていただいたすべての議案について、全会一致をもってご承認またご決定いただきました。
特に、第二次の甲賀市総合計画第三期基本計画の策定に係る様々なご意見、ご提案等をいただいておりますので、しっかりと適正に今後のまちづくりに生かしていきたいと考えております。
また、米原で大変大きな土砂災害が発生いたしました。
今なお避難を余儀なくされている皆様方に、本当に心からお見舞いを申し上げたいと思います。
今年の梅雨入りは全国的に大変遅く、平年よりも1週間以上遅い発表となりました。
その分、短期集中型の豪雨による自然災害の発生や、梅雨明け後、猛暑になるというような懸念もございます。
7月1日には滋賀県内でも警戒レベル5の緊急安全確保情報が発令をされております。
しっかりと市民の皆様方にも啓発を行いながら、危険な暑さから自分を守るだけではなく、周りの人たちの命を守る行動をとっていただけますように、しっかりと注意喚起、啓発を行ってまいります。
それでは情報提供の方に移らせていただきますが、NHK連続テレビ小説のスカーレットのモデルになられた信楽の女性陶芸家神山清子さんの作品展を、信楽図書館で開催をいたします。
今年の2月にも、花器などの作品も展示をさせていただき大変多くのご来場をいただきました。
お手元に資料を配布をいたしておりますが、今回は神山さんが愛用されていた自作の食器などを中心に展示を行うことといたしております。
直接手で触れることもできますので、作品の手ざわり、また重さなんかを感じながら、ご鑑賞をいただきたいと思います。
次に、2024第38回あいの土山マラソンについてであります。
先日も記者の皆様方にご連絡を申し上げましたが、今年の11月3日、昨年に引き続き、市制施行20周年記念事業として、あいの土山マラソンを開催いたします。
参加の申し込みについては昨年よりも1か月早く開始をさせていただいており、7月31日が申し込みの期限となっております。
また、本大会への出走権については、本市のふるさと納税の返礼品にもなっており、申し込み期限は7月20日といたしております。
今回、ゲストランナーに京都国際女子マラソンなど数多くの大会で活躍をされた谷川真理さんと、大会を盛り上げていただくゲストとして、私が輝く国スポ障スポイメージソングを作詞作曲また歌われているyokkoさんをお招きする予定でおります。
次に本日の案件でも紹介をいただきますが7月に入り、市内各地で七夕まつり、またしがらき火まつりや大原祇園、万灯祭、甲賀流にんにん大花火などの準備が着々と関係者の皆様方のご協力をいただきながら進めていただいております。
ぜひこちらも積極的に取材いただければ大変ありがたいと思います。
それでは本日提供させていただく2つの案件についてご説明を申し上げます。
まず最初に、環境未来都市・甲賀ロゴマークの作成についてであります。
市として2050年のカーボンニュートラルを目指し、環境と経済社会活動が調和した、持続可能なまちを未来の子供たちに引き継ぐことを目指しており、環境未来都市甲賀の実現に資する取り組みを推進をしていくための本市の独自のロゴマークを作成いたしました。
皆様に広くご利用をいただき、オール甲賀でこの環境施策を進めていきたいと考えております。
次に、甲賀市パートナーシップ・ファミリーシップ宣誓制度の開始についてであります。
甲賀市人権尊重のまちづくり条例に基づきまして、明るく住みよい人権尊重のまちの実現を目指し、すべての人がお互いの人権を尊重する、また多様性を認め合いながら、誰もが大切なパートナー、ご家族とともにその人らしく人生を歩んでいけるように、パートナーシップ・ファミリーシップ宣誓制度を開始したところであります。
この制度を通じまして市民の皆さんに性に対する多様性の理解を求めていただく、深めていただくことを期待しております。
以上、この2点の詳細につきましては、後程それぞれの担当から詳しくご説明をさせていただきます。
なお、記者会見の後半では先ほど申し上げました「しがらき火まつり」、「2024信楽でやきものをしませんか、やきものの街、信楽産地見学会」「甲賀流にんにん大花火2024」及び「甲賀によしいくぞうチャリティゴルフコンペ」について、情報提供をさせていただきますのでどうぞよろしくお願いを申しあげます。
以上といたします。
〇各担当より情報提供
(1) 環境未来都市・甲賀ロゴマークの作成について
(2) 甲賀市パートナーシップ・ファミリーシップ宣誓制度の開始について
○質疑応答
≪記者≫
神山清子さんがお亡くなりになられてから、展覧会をされるのは初めてなのかということと、長女の久美子さんがギャラリートークをされるということなんですが、これも初めてなのかと、あとどんなことを話されるのか教えてください。
【担当】
まず神山清子作品展は2回目になります。
前回好評で、東京、神奈川、千葉、香川、福岡など、遠方から多くの方にお越しいただいております。
好評でしたので、第2回ということで今回企画させていただきました。
内容につきましては、家族ならではのエピソードを聞かせいただけると事前にお伺いしておりますし、作品をどういう思いで作られたのか、解説をしていただけると聞いております。
前回は令和6年2月23から3月24日でございます。
同じ信楽図書館で開催しております。
≪記者≫
パートナーシップ・ファミリーシップ宣誓制度について、制度がいつから始まるのかということと、同様の制度は県内で何例目になるのか。
【担当】
甲賀市のパートナーシップ・ファミリーシップ宣誓制度につきましては、要綱につきましては6月10日から開始しております。
また行政サービスにつきましては7月1日から開始しております。
県内では、5市がすでに導入されておりまして、甲賀市は6番目になります。
≪記者≫
5市がどこかわかりますか。
【担当】
彦根市、近江八幡市、長浜市、草津市、米原市の5つでございます。ファミリーシップが入っているのは米原市だけで、他はパートナーシップだけです。ファミリーシップとしては2番目になります。
≪記者≫
宣誓によって受けられる行政サービスというのが、資料10ページに一覧としてあがっておりますが、7月1日からすべてサービスとして受けられるということでよろしかったでしょうか。
【担当】
そのとおりで、7月1日からこのサービスを提供するように動いております。
≪記者≫
民間サービスでも受けられるものがあるというような説明もありましたけども、甲賀市内で、例えば映画館とか食事とか、何かそういうところで、具体的に把握しているサービスがあれば教えてください。
【担当】
具体的に把握しているのは携帯電話のファミリー割は具体的には聞いているんですけれども、今おっしゃられたような映画館ですとか、そういうところにはもう少しこちらから、サービスの拡大ができるかというのは提供していかないといけないかなというような段階でございます。
≪記者≫
これから周知をしていって協力を求めるということですか。
【担当】
そうですね。
≪記者≫
もうすでに始まっているということでしたけれども、今のところ実際使われている方はいらっしゃるんでしょうか。
【担当】
今のところはまだ宣誓された方はおられません。
≪記者≫
ファミリーシップとしては県内2番目ということだったんですけれども、受けられる行政サービスも何か、甲賀市ならではのところがあれば教えてください。
【担当】
宣誓による効果の行政サービスで甲賀市独自といいますと、こうか子育て応援金の支給が該当します。
あとは信楽中央病院での対応というのが市独自かなと思っております。
≪記者≫
先月28日に甲賀市議会で岩永市長三選に向けて、意向表明を正式にされたと思いますが、改めてこの場で意気込みといいますか、伺ってよろしいでしょうか。
【市長】
もう市議会で申し上げた通りなんですが、8年前に就任をさせていただいたときに、第二次の甲賀市総合計画を策定させていただきました。
このビジョンというのが12年間にわたるビジョンで、今年ちょうどその第二期の基本計画終了年度を迎えます。
これまで、基本的には、子育てと教育が1本、2本目には地域経済、そして3番目には福祉介護という大きな柱で、重点的に施策を進めて参りました。
この3期目がいよいよ令和7年から始まって、この第二次総合計画を締めくくるという大変大切な時期を迎えますので、やはり、この第二次総合計画を策定させていただいた当時の思いをしっかりと12年間をもって、この地域のまちづくりに反映させるというのが私に課せられた責任だというふうにも考えておりますが、一方で、1期目、そして2期目がコロナ禍で、市の事業が順調に進まなかった点も多々ありましたので、そういったところと、あとはこのコロナ禍で変わったいろんな社会的な価値観をいかに甲賀市のこの未来につなげていく新しい豊かさというのを作り上げていくのかということも、大変大切な時期になっているということや、あとは名神名阪連絡道路であったり、新名神沿いの新たな工業団地の造成であったり、そして貴生川駅周辺の開発事業であったりというような多くの大きな事業も、今、ちょうど進んでいるところで、ちょうど今年、来年ぐらいが、それも大きな山場を迎える時期に差しかかってくると考えておりますので、そういったところについても、しっかり未来に対して、事業の成果が残していけるように、頑張らせていただきたいという思いで、10月の市長選挙に表明をさせていただきたいということを、議会を通じて市民の皆さんに表明をさせていただいたというところであります。
具体的な公約については、9月ごろをめどに最終取りまとめをさせていただいて、今後市民の皆さん方のご意見をしっかりと、お伺いをしながら、9月ぐらいをめどに取りまとめさせていただいて、公表発表をさせていただこうと考えております。
≪記者≫
関連してなんですけれども、特に具体的に課題になると思っていらっしゃる事業について伺いたいのと、無所属で出られるのかお伺いしたいです。
【市長】
まず、出馬の方法というのは、特にまだ決定をしているわけではないですが、1期目のときも無所属、2期目のときも無所属で、ずっと立候補をさせていただいて参りましたので、おそらくそういう形になるかもしれませんが、まだそこについては、特に、どういう形で立候補するのかということに、決定しているわけではありませんので、今の時点ではまだ不明というようなところだと思います。あと特に大きな課題、これも議会のごあいさつの中で申し上げたんですが、やっぱり若者、子育て世代を中心とした定住と移住ということを、どういうふうに甲賀市らしく進めていくのかということも大変大きな課題でもありますし、あとは公共交通の利便性の向上というのも、草津線をはじめ近江鉄道、信楽高原鐵道、あとはコミュニティバスなんかも含めた、そのあたりの充実、移動支援をどうしていくのかということも、大きな課題だと思っていますし、あとは公共施設の適正化、これも市議会の方に計画を示させていただいておりますが、今の面積をずっと保有していくと、将来その維持管理費が莫大になるという試算がもう明らかになっておりますので、そのあたりの統廃合をどうしていくのかということです。
これに関連して、これまで保育園とか幼稚園の施設については、民間移行も含めた統廃合を積極的に進めてきたんですが、これからは小学校小規模校をどうしていくのかということを、特に保護者の皆さん方と、またそれぞれ小学校が立地している地域の皆さんと、早急に話し合いを教育委員会の方が中心になりますが、詰めていきながら、この統廃合を全市的にどういうふうに進めていくのかという計画づくりも、今年度予定いたしておりますので、この計画とあわせて、今後どういうふうにこの小学校の配置をしていくのかということも大変大きな課題だと思っております。
挙げ出したらきりがないんですが、大きくはその辺りが特に今後の4年間で対応が必要で、また市域の皆さん方も対応を望んでいらっしゃる大きな課題かなと思います。
以上
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