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市長あいさつ

  皆さんこんにちは。初めての定例記者会見にお集まりいただきありがとうございます。しっかり情報発信していきたいと考えております。有意義な時間となりますよう努めてまいりますのでよろしくお願い申しあげます。  本日提供させていただく話題でありますが、1点目は「甲賀流オリジナル婚姻届」の取り組みを始めて1カ月が経過した状況です。オリジナル婚姻届によるものが9件、通常やその他の様式によるものが37件ということで11月22日に配布を始めて1カ月が経過した結果でございます。今後、多くの皆さんにオリジナル婚姻届をご利用いただき、全国の窓口で届出されることを期待したいと考えております。  そして、皆さんご承知のとおり、12月6日に山内学区の市民の皆様で構成される山内学区幼保・小中学校再編検討協議会において山内小学校を閉校することが了承され、過日、19日の定例教育委員会でこのことが決議されました。この学び舎から巣立っていった多くの卒業生の皆さん、そして学区の皆さんの決断が将来にわたって間違っていなかった、というような地域づくりを今後、市民の皆様、地域の皆様の負託に応えて進めていけるよう頑張らせていただきたいと思います。

 次に、甲賀市子育て世代包括支援センターの愛称募集をさせていただきます。約1億8500万円をかけて改修し、来年の4月オープンを予定している当施設でありますが1月10日から2月3日までの期間、愛称募集をさせていただきます。
雨天でも遊ぶことができる屋内型の広場を併設した当センターですので、妊娠、出産そして子育て期に至るまで、切れ目のない支援や相談をしっかりと行っていく拠点として、皆様にご利用いただく前提で素敵な愛称が最終的に決定されることを期待いたしております。皆さんにも愛称が決まり次第ご案内をさせていただきますし、オープン前に施設を見ていただく機会も設けておりますので、是非ご見学いただき市民の皆様はじめ、市内外を問わず広域発信していただければ本当にありがたいと思っています。

 私からは以上です。この後、フリートークということでご質問等いただければと思いますのでよろしくお願いします。

市長と市政記者クラブとの質疑応答


(記者)
 オリジナル婚姻届のホームページからのダウンロード数の把握は。それを使った人がいるかどうかわからないのか。
(担当)
 把握できないです。全国の窓口で届出されても有効で、どこの市町で届出いただいたかはこちらでは把握できていません。

(記者)
 「その他のデザイン」とは。
(担当)
 「その他のデザイン」とは、通常のデザインと他市町が作っているオリジナル婚姻届のことであり、併せて37件ということです。

(記者)
 新しく作られたのは「たぬきと忍者」「市の花木鳥」の2種類ということか。
(担当)
 そうです。

(記者)
 他にも県内市町で作っているところはあるのか。
(担当)
 甲賀市が開始した11月22日以前に開始しているのは大津市と米原市、12月から湖南市も始めておられると聞いています。

(記者)
 届出た人の感想は。これを選んで「良かった」など反響はあるか。
(担当)
 届出の時にはありませんが、婚姻届の用紙を取りに来られる時に、オリジナル2種類と従来のもの3種類をご案内しておりますと、デザインを見て「たぬき」の用紙はかわいいデザインになっているとお持ちになる人もいますし、「市の花木鳥」のデザインは落ち着いた雰囲気がよいということで持っていかれる人がおられます。こういったことから、従来のものよりもオリジナル婚姻届を持って帰られる人の方が多いという報告を受けています。

(記者)
 山内小学校の閉校の件で、市長は以前から再編に関しては、地域の声を聴きたいと話をされており、山内の協議会が閉校を決めた時もいらっしゃったが、会議開始から15分で退場された。あれで地域の声を聴いたと言えるのか。
(市長)
 最終のご決定をされる場面でした。区長の皆さん方とは地域づくりについて先日別途協議をしましたし、ご要望の場を設けてやっております。あの日は事務方と調整し、最終的に冒頭にご挨拶をさせていただいて、一旦その場は自由に協議をしていただくのがいいだろうということでしたので、そのようにいたしました。山内学区にはこれまでの経緯がありますので、私を相手にいろんな話をするということ自体は想定されておられなかったのですが、山内学区の方からの挨拶に来ないかと言うことでしたので、あのような伺い方になりました。

(記者)
 市長は小さい学校も選択肢としてあってもいいとのことだが、これから他の地域も進めていく上で、今ある幼保小中学校再編計画をそのままで置いておくのか、計画そのものを見直そうとしているのか。
(市長)
 計画ありきではないと申しあげています。地域の皆様が最終出された結論をしっかりと尊重していく考え方です。

(記者)
 子どもの数が減っていくということは客観的にそんなに誤ったデータではないと思うが、そういう状況がある中で、ありきではないと言った時に、これからの進め方として計画はそのまま置いて進め方を変えていく、あるいは変えていくとすればどういう方法なのか、変えるのであれば計画そのものを少し変更するのか。
(市長)
 まずは再編協議会を各地域において立ち上げていただくことが大前提であり、それぞれの地域で大いに議論していただきたいと思います。ただ、教育委員会主導でやると、学校についてのみの議論となってしまいます。教育委員会以外の草刈り、農業、消防といった部分も含めたパッケージとして考えていただきたいので、私がそこに行かせていただいて、これからの地域づくりについて、甲賀市はしっかりサポートしていくことも伝えながら、学校がなくなった場合、あれはどうなるんだろう、これはどうなるんだろうという、地域の皆さん方の疑問の受け皿を教育委員会以外にも作っておかなければならないということを申してきました。再編協議会を立ち上げていただき議論していただく中で、学校のあり方と併せて、総合的に地域のあり方も含めてどういう選択をされるのかは、そこで決めていただくことであり、それを尊重していくということです。客観的に子どもの学びであったり子ども目線で考えた場合には、こういう計画が適正だと市は方向性を出していますが、あの計画ありきで、こうしてくださいというのではなく、最終的には地域で選んでいただくものだと思います。 

(記者)
 ありきではないというのは押しつけではないという意味であって、計画自体は生きているということか。
(市長)
 計画は参考にしていただきたいと思っています。多分、前の市長の考え方もそうだったと思います。ただ、私がずっとタウンミーティングを開いていく中では再編計画ありきと思っておられる方がかなり多かったというのと、例えば信楽、甲賀においても小学校が一つになっていくんだろうと、ほとんどの方が思っていらっしゃいました。そのような中で、そうではないと選挙で申しあげながら、先ほど言ったことをしっかり訴えて地域の皆さんの声を尊重していきたいという話をしてきたということです。

(記者)
 計画を見る限り、協議会が存続させてほしいと言ったら存続しますと書いてあるから、あくまでも市教委としてはこれが望ましいが、考えてくださいというスタンスか。
(市長)
 相違ないと思います。

(記者)
 給食センターの話で、別の場所を選定したうえで、合併特例債の活用に間に合わせるという答弁であった。間に合わせるために「この場所に」という代替案を出すリミットはいつぐらいまでと考えているのか。
(市長)
 平成29年度中には場所をしっかりと選定した上で設計までしておかないと、と思っています。

(記者)
 その場合、この場所にという決定はいつまでか。
(市長)
 はっきりとしたタイムリミットは設けてないですが、候補を複数出して、給食センターの立地条件、防災機能、土地の値段、建設費などを含めてこの場所の方が適切じゃないかということを客観的にご判断いただく時期をできるだけ早く設けたいと思います。

(記者)
 2つ以上あげてというのは、市が選ぶのではないのか。選定委員会があるのか。
(市長)
 前回はコンサルがやっていますが、客観的に選んでいただいた方がよいのではないかと思っています。

(記者)
 客観的に選んでいただくというのは、市が選ぶのではないのか。
(市長)
 最終的には市が決定し、議会の承認いただくのですが、客観的な視点で選んでもらうというのはよくあることです。客観的な機関に諮るということです。選定委員会になるのかはわかりませんが、客観的に協議され、ご判断いただけるところを作っていこうかと考えています。今、内部で検討中です。

(記者)
 議会の一般質問でも出ていたが、副市長と教育長の人事案件について、早急になるべく早くとのことであったが、今年度中か来年度にずれるのかどのへんか。
(市長)
 人事案件については、今は具体的に言えません。

(記者)
 今年最後の定例会見だが、来年1年間はどんな年にしたいか。
(市長)
 次は、平成29年度予算を審議いただく3月議会が一番大きい議会でありまして、私にしても初めての当初予算を組むということで、今、庁内の全部局と毎晩協議をしたり、職員の意見を募ったりと作業をしているところです。大きく変更していける部分もあるのですが、重点として観光、産業、子育て、教育、という部分を地域の皆さんに見える形で予算化したいと思っています。市長が変わったこのタイミングでしか変えられないことを、積極的にスクラップを含めて予算に反映させたいというのが3月議会でありますし、予算が通った後は、市民の皆様に新しい風というか、市も変わってきたというプラスのイメージを持っていただきたいと思っています。また、予算編成においても「オール甲賀」をキャッチコピーにあげさせていただいていますので、一人でも多くの市民の皆様が市政に参画していただけるような枠組み作りを平成29年度は特に力を入れてやっていきたいと思います。

(記者)
 タウンミーティングの再開はあるのか。
(市長)
 どういう形でやっていくのか検討中です。

(記者)
 市長が変わったこのタイミングでしか変えられないこととはどういうことか。
(市長)
 スクラップの部分が多いと思います。今まで継続的にやってきた事業も多々あるのですが、そういう部分に、無駄とさせていただくことは多々出てくるかと思います。そういった効率の部分など諸々です。プラスのこと、新しいことはやりやすいですが、やめること、スクラップは行政にとっては難しいことでもあるので、特に市役所の体質からいくと、そういった部分も未来への責任ということで、やっていかなければならないと思っています。

 ◎甲賀流オリジナル婚姻届による届出状況について
 ◎甲賀市子育て世代包括支援センター愛称募集について

以上