メニュー表示

メインメニュー

閉じる

 【市長あいさつ】
  皆さんおはようございます。お集まりいただきありがとうございます。先ほど、甲賀市におきましても平成29年度のスタートということで、新しい組織体制を動かすための新しい人事を発令する辞令を交付したところです。報道各社の皆様におかれても、人事異動等でお顔ぶれも少し変わられたようでありますが、平成29年度も一年間、甲賀市政についてさまざまな意味でのチェック、いろんなイベント、市のPRをさせていただければと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。


 ご承知のとおり平成29年度は、390億円の一般会計と企業会計をあわせて705億円でスタートダッシュさせていただきました。「オール甲賀で未来につなぐ!チャレンジプロジェクト」として、「福祉・介護」「子育て・教育」、観光を中心とした「地域経済」の3つのテーマを基に、プロジェクト10(テン)と名付けた10のプロジェクトで各種施策を前へ進めてまいりたいと考えております。

 

 新しい組織体制の中で、特に、大きく変更した点としましては、新しく「こども政策部」を設置させていただきました。「教育・子育てナンバーワン」をめざしていく甲賀市として、赤ちゃんが生まれてから就学するまでの切れ目のない子育て施策を推進していく、そして甲賀市ならではの子育て施策にしっかりと取り組み、市民の皆様のニーズにお答えするべく、時代にあった施策を前に進めたいという思いで設置しました。
この新たなスタートに併せまして、「甲賀市子育て世代包括支援センター」が、いよいよ4月21日から甲賀町にオープンいたします。私も先日、施設を見学しましたが、雨天時にも遊べる大変広い、そして、世界的にも有名な遊具などがそろっている支援センターとしてオープンさせていただきます。子育てでお悩みのお母さん方お父さん方、そして高齢者の皆さんも含めて地域ぐるみで子育てできる拠点施設になろうかと思いますので、ぜひ取材をしていただければありがたいと思います。名称は、市民の皆様から応募いただいた中から、「ここも~り」に確定をいたしました。甲賀市には、陶芸の森、スポーツの森といった森のついた名称が多い中で、「こうかでこそだてのもり」を略して「ここも~り」という名前をつけていただいたところです。

 

 次に、連休明けとなる5月8日から新しい庁舎にて業務を開始させていただくことになっております。こちらは、4月23日に開庁式を行わせていただきます。午後からは一般の方々の見学も考えております。ぜひ新しい記者室からは展望もよいところになっておりますので、甲賀市の発信の拠点としてご利用いただければと思います。
 同時に、新甲賀大原地域市民センターにつきましても、5月8日から業務開始を行う予定であります。
 後ほど、担当からご説明申しあげますが、4月下旬から5月上旬にかけていろいろとオープンしてまいりますので、各社におかれましては、より多くの方に知っていただくためのご尽力をいただきければありがたいと思います。
  私からは以上であります。どうぞよろしくお願いいたします。

【情報提供】
◎甲賀市役所新庁舎開庁式および市民見学会について
◎甲賀市子育て世代包括支援センター「ここも~り」の開設について
◎“甲賀流!こうか子育て応援サイト「ここまあちねっと」”の発信について

【市長と市政記者クラブとの質疑応答】
(記者)新庁舎は4月23日の見学会の後、市民は24日以降も入れるのですか。
(担当)市民見学会を終えた後に、事務備品と庁舎から移転関係の書類を運び込む必要がありますので、連休明けまでは中に入っていただく機会はございません。5月8日の開庁以降について、市民の皆様に見ていただける機会を考えていきたいと思っております。

(記者)子育て世代包括支援センターについて、世界的に有名な遊具を入れるとのことですが、どこにどういったものを配置するのですか。
(担当)多目的広場「てるてるパーク」には、欧州製の大型遊具を年齢別に配置しております。甲賀ですので、忍者をテーマにした飛び石を跳ねていくクッションや、城壁を上るようなボルダリングを設置しています。面積も600平方メートルありますので、子どもが運動したり ハイハイしたり自由に遊んでいただける、他にはない遊具などを設置しています。

(記者)手遊びするよりは、体全体を使った遊びをする感じですか。 
(担当)子どもが走ったり上ったりするゾーン、ままごとをするゾーン、ハイハイした子どもさんが歩いたり積み木をしたりできるゾーンと、3つのゾーンに分けており、就学までの子どもが安全に遊んでいただけるよう遊具を配置しています。
また、この施設を整備するにあたりましては、「子育てする方が利用しやすい」という視点で、市長が申し上げている「市民の声を生かす」ということを大切にしていますので、間取りや遊具は、子育て中のお母さんをはじめ、市民の皆様のご意見をお聞きしながらつくっているところがこの建物の大きなポイントです。
(市長)子育てに関する各種相談もここでできるようになりますし、持ってきていただいたお弁当を温めてもらえる調理室も設けていますので、これまでにはなかった子育てを包括的に支援する拠点となることを期待しています。

(記者)常駐職員には、専門的な職員がいるのですか。
(担当)子育て支援センター部分と多目的広場部分の2箇所に分かれますが、子育て支援センター部分には、保育士免許を持った支援員、指導員に加えて、今回、総合的な相談が受けられるというところで、専門職である保健師を配置しています。相談事業においては、助産師による相談も設ける予定です。多目的広場部分は市直営ではなく、市内の子育て団体に業務委託し、民間のノウハウを生かしながらきちんと保育士等の専門職の方を配置させていただくこととしており、官民一体となってそれぞれの強みを生かしながら業務をしてまいりたいと考えています。

(記者)多目的広場だけが業務委託ですか?
(担当)施設の半分が子育て支援センター部分、半分が多目的広場部分であり、多目的広場部分を業務委託で管理をする予定です。行政が管理する部分は、ネウボラ(※)という視点もあり、ワンストップで窓口対応をしたいと思っていますので、そこは区分けして、子育て広場については、子育てでいろんな活動している人が保護者の身になって対応できるというところで分け、官民連携でより素晴らしい子育て支援していきたいと考えています。
(市長)業務委託する、てるてるパークにも、保育士免許を持ったスタッフも常駐しますので安心して遊んでいただける施設となります。
以上
※ネウボラ・・・「アドバイスを受ける場所」という意味があり、妊娠から子育てにおけるさまざまな助言や支援など、切れ目のないサービスを一つの窓口で受けられる仕組みのこと。