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 【市長あいさつ】
 皆さんこんにちは。日ごろは、積極的に甲賀市内の活動を取材いただいておりますことを心からお礼申しあげます。竹の子堀りや、朝宮・土山の一番茶の茶摘み、田植えも盛んに行われ、いよいよお祭りを中心として市内が盛り上がってくる季節となっております。

 さて、皆さんもご承知のとおり、4月28日に、文部科学省文化庁にお伺いして、正式に「忍者」と「信楽焼」を含む「六古窯」の日本遺産の認定証をいただいたところです。今日は、水口岡山城の会の皆様方にもご出席いただいきました。2月に水口岡山城が国史跡指定を受け、5月28日に開催する記念のシンポジウムと水口岡山城を市内に積極的にアピールしていただくイベントについて、後ほどご説明があると思いますので、大きく取り上げていただいて、積極的に発信していただきたいと思います。

 

 また、5月8日からは、この新庁舎と甲賀大原地域市民センターが開所しました。職員もそろそろ新しい庁舎での業務にも慣れてきたところであり、市民の皆様方にも喜んでいただいておりますし、期待も大きくなってきているところであります。職員には、まちづくりの拠点となるように、と訓示もしながら、しっかりと気を引き締めて業務に取り組んでおります。

 

 一昨日には、信楽高原鐵道が平成3年の事故から26年目を迎え、ご遺族の皆様方とともに追悼法要に参列しました。第3種鉄道事業者として、ご遺族の皆さんとも今回初めてお出会いさせていただき、積極的にいろんな思いをお聞かせいただきました。命の尊さについて甲賀市の教育に役立てていってほしい、また、そのことには協力するとのお話もいただきましたので、教育委員会等とも連携を取りながら進めさせていただきたいという思いであります。

 

 明日には、4月にオープンした子育て世代包括支援センター「ここも~り」において、子育て世代の皆様方との座談会ということで私が出席させていただき、これからの子育て・教育についていろんなご意見を賜ろうと思っております。後ほどご紹介があるかと思いますが、子育て以外にも観光、文化や伝統、教育を含めてオール甲賀の取り組みに向けた、市長座談会の実施について広報こうか5月15日号でご案内しているところです。これからも、対話でつくるまちづくりに取り組んでまいりますので、報道各社の皆様方にも私の思いをご理解いただきながら取材いただければありがたいと思っております。

 

【情報提供】
◎ 5/17 市長と語ろう!「子育て世代応援」オール甲賀の座談会【広報課】
◎ 5/19 市長と職員の座談会について【人事課】
◎ 5/28 よみがえれ水口岡山城2017特別編【水口岡山城の会、歴史文化財課】
 水口岡山城跡国史跡指定記念シンポジウム
 「近世甲賀の起点 水口岡山城~現代に続く礎~」

【市長と市政記者クラブとの質疑応答】
(記者)よみがえれ水口岡山城2017特別編で、藤岡弘、さんは忍者の格好はされないのですか。
(水口岡山城の会)藤岡さんは、一日城主として、自前の鎧を着て馬に乗って登場されます。

(記者)スタンプラリーでゲーム機が当たるとのことですが、水口岡山城関係のグッズなどはあるのですか。
(城の会)水口岡山城サイダーなど、水口岡山城のロゴが入ったものを抽選でプレゼントします。

(記者)スタンプラリーの当日準備の用紙が2,000枚とのことですが、それ以上来られたらどうするのですか。 
(城の会)市内には全戸配布していますのでこれをお持ちいただき、当日来られた方に対しては用意している数で十分だと思っています。

(記者)食ブースの「藤岡グッズ」にはどのようなものがありますか。
(城の会)藤岡さんがコーヒー好きであり、藤岡コーヒーを売りたいということです。

(記者)荒天時の中止はありませんか。
(城の会)雨天でも大嵐でない限り実施します。

(記者)忍者と信楽焼の日本遺産認定について、これを機に市としてPRに向けて新しい取り組みや今あるものの強化など今後の方針はありますか。  
(市長)認定を受けたということはありがたい話ですが、観光政策全体として遺跡、歴史の史実や忍者を中心にやっていくには、まずは「見せ方」をしっかりしないといけないと思います。産業化していくことが目的ですので、ビジネスに派生して、雇用が生まれて、と展開していくために、民間のプロジェクトチームをつくり、どのように産業化に押し上げていったらよいのかという動きも進めたいと思います。
この6月議会の補正予算には、認定を受けたストーリーに出てくる具体的な場所が、なぜ史跡になったかの説明をしっかりするために必要となる経費を提案したいと考えていますし、すぐにでも行政ができることは6月からしっかり手を付けていきますが、その先にある観光の産業化については民間の皆様に入っていただいて進めていきたいと思います。
(記者)「見せ方」を課題に感じていらっしゃるということですか。
(市長)行政でできることとして、認定いただいたときの書類にも記載していますが、例えば油日神社に看板を設置したり、忍者に関する遺跡がどういうところに点在するのかのパンフレットを作成したり、観光イベントなどを開催します。しかし、それだけでは今までの観光と差が見られませんので、それを産業にするために市としても本格的に予算をつけながら施策を進めていきたいと思います。

(記者)忍者に関する6月の補正予算で具体的にこうするという予定はありますか。
(市長)6月の補正予算は、これから市長裁定をしていく段階ですが、案としては、先ほどもありました看板や、なぜこの場所が忍者で遺産認定を受けたのかということを、訪れた人に説明をしなければなりませんので、そういったところが観光を中心とし担当部局から上がってくるのかと思います。

(記者)大津市と草津市が東海道のロゴマークを作られ、自治体を超えたPRをしていく計画中ですが、参加されるご予定はありますか。
(市長)まだ話が来ていませんので、具体的な話があれば検討してみたいと思います。

(記者)東海道の売り出し方について考えがありますか。
(市長)水口宿の三筋や土山宿を中心に、昔の風情が残っているところもありますし、歩いて観光していただくなど、これまでどおり、ひとつの観光の拠点として盛り上げていきたいと思います。水口のまちなかでもあり、水口囃子や曳山などの伝統文化が根付いていますので、これらを観光化していくことが大切です。水口宿の拠点は、水口岡山城の会の皆さんに近々場所についてもご協力いただきながら前に進めていければと思います。

(記者)先日、草津伊賀線の道路の総会がありましたが、観光において、道路の渋滞も影響したりするかと思いますが、整備の予定はありますか。
(市長)観光のための道路整備まではありませんが、草津伊賀線は、通学路として歩道がないということで危険箇所になっています。広くなるに越したことはありませんが、安全安心の部分が大きいので、プランに沿って国・県にしっかり要望を進めていきます。
以上