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【市長あいさつ】
 皆さん、改めましてこんにちは。
 大変お忙しいところ、記者の皆様方にはお集まりいただき、まことにありがとうございます。
 また、日頃は、市政発展のために様々な情報発信等いただいておりますことも、改めて、お礼を申しあげます。
 昨年は、初めて各地でタウンミーティングを開催させていただくなど、新しい取り組みを始めており、市民の皆様方との合意形成を進め、さらなる人口減少社会に突入していく中で、よりきめ細やかな市民の皆様方との対話に、重点的に取り組んでいるところです。
 本年も引き続き、オール甲賀の取り組みを第2次総合計画に基づいて前に進めていく覚悟でありますので、よろしくお願いいたします。
 そして、昨年は、本市で開催いただく様々な事業が決定された年でもありました。
 一点目は、皆様ご承知のとおり、本市を舞台にしたNHK連続テレビ小説「スカーレット」が決定されました。
 信楽のみならず、本市全体の観光資源を、しっかりと底上げをしていくという意味におきまして、非常にありがたいご決定であります。
 つきましては、1月7日に、円滑なロケーションをしっかりと進めていく、また、この機会をしっかりと活用しながら中長期的な観光施策をつくりあげていくために、ロケーション推進室を産業経済部観光企画推進課内に設置をしたところであります。
 また、先ほど申しあげましたとおり、この機会をとらえて、忍者、くすり、東海道を含め、全ての甲賀市の魅力をPRしていくべく、地域の関係団体の参画を得て、仮称ではございますけれど「スカーレットを応援する連絡協議会」を、2月中旬に立ち上げて行きたいと考えております。
 この連続テレビ小説をかわきりに、2020年には本市で六古窯サミットの開催もあります。東京オリンピック・パラリンピックでは、シンガポールのパラリンピック選手団の皆様方のホストタウンとして取り組んでいく予定でもあります。また、2021年の全国植樹祭の主会場として決定いただきましたので、県ともしっかりと連携を図りながら市民の皆様方にもご協力をいただき、甲賀市を全国に発信する機会でもありますので、しっかりと取り組んでいきたいと考えております。
 一方で、本年は改元の年でもありますし、ゴールデン・ウィークは10連休となります。また、決定ではありませんけれども消費税の増税も予定されております。国の新年度予算等も審議がはじまりましたが、そうした大きなイベントを抱えながらも、しっかりと市民の皆様方の課題解決、そして、国の大きな転換期にあるなかで、今後も地に足のついた市政運営にしっかりと取り組んでいきたいと考えております。
 本日、提供させていただく内容は、4件となります。
 1点目は、「甲賀市まちづくり活動センターの愛称決定について」です。
 甲賀警察署の横に、今年の春オープンを予定しているまちづくり活動センターの愛称が決定いたしました。
 26件の応募をいただいたところでございまして、選考委員会の皆様方に審査いただいた結果、「マルーム」という愛称に決定したところであります。
 この愛称の「マルーム」に込められた思いは、円をトレードマークにしたということです。このまちづくり活動センターは、皆様が繋がって新しい価値観がそこで生まれていくということを目的に設置するものであり、そうした中で、愛称を「マルーム」に決定いただいたということです。
 次に2点目は、平成30年度甲賀市ワーク・ライフ・バランス推進事業報告会とイクボス宣言式を開催いたします。
 本市では、昨年6月に男女共同参画を推進する条例を制定させていただきました。その前年となる平成29年11月にイクボス宣言をしていただいた皆様方から、その後の取組状況についてご報告いただくとともに、新たにイクボス宣言をしていただく皆様方に集っていただいて宣言式を行いたいと考えております。
 私も、イクボス宣言をした一人といたしまして、市役所職員の働き方ということについて、職員から様々なアイディアを募り、一つ一つ形にしていくべく努力をしているところです。こういった取り組みが、しっかりと市民の皆様へのサービスの向上に繋がっていくように、今後も引き続き取り組みを進めていく思いであります。
 最後に、忍者月間ということで、2月22日は日本記念日協会に認定された「忍者の日」であります。
 各種イベントが全国的に開催されますが、「忍者のふる里 甲賀市」といたしましても、様々な取り組みを実施する予定です。
 2月23日(土曜日)には、私が会長を務める「忍びの里伊賀甲賀忍者協議会」が主催する日本遺産シンポジウムを開催させていただく予定です。
 詳細につきましては、この後、担当からご説明申しあげますので、記者の皆様方におかれては、是非とも取り上げていただいて、日本で一番のクールコンテンツであります忍者を発信していただきたいと思います。
 私からは以上となります。どうぞよろしくお願いいたします。

【情報提供】
◎甲賀市まちづくり活動センターの愛称決定について
◎平成30年度甲賀市ワーク・ライフ・バランス推進事業報告会及びイクボス宣言式の開催について
◎忍者月間(2月)における取組について
◎日本遺産シンポジウム『家康決死の逃避行 影で支えた伊賀・甲賀の忍者たち』の開催について

【市長と市政記者クラブとの質疑応答】
(記者)まちづくり活動センターの愛称に関係して、愛称のデザインイメージが示されていますが、施設のイメージ図では(愛称デザインは)緑色となっています。愛称デザインのイメージカラーは、緑色でよいのですか。
(担当)緑色です。
(記者)愛称を考えられたのは、市内の帽子山さんで、愛称のデザインイメージは、デザイナーが制作されたということで、よろしいでしょうか。
(担当)そのとおりです。
(記者)まちづくり活動センターの愛称に関して、選考委員会はどういった方々が何人で構成されていたのですか。
 また、応募は市内のみですか、それとも市内外を対象としたのですか。差し支えなければ、採用された帽子山さんの年齢や職業を教えていただけますか。
(担当)愛称の審査は、まちづくり活動センターの具体的な管理運営を検討いただいている(仮称)まちづくりコア・ステーション運営検討懇話会で行っていただきました。この懇話会は、市内で市民活動に取り組まれている方々、16名で構成されています。
 次に、募集は広く市内外を問わず対象としましたが、結果的に、市内に在住されている方から26件の応募をいただきました。
 最後に、帽子山さんには、職業や年齢を公表することの承諾を得ていませんので、控えさせていただきます。

以上