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 皆さんこんにちは。大変お忙しい中、お集まりいただきありがとうございます。
 日ごろは、甲賀市に関します様々な情報について発信をいただいておりますこと厚くお礼申しあげます。
 今週の土曜日に、延期になっておりました甲賀流にんにん大花火が開催されました。市内外から非常に多くのお客様にお越しいただきました。主催者の発表によりますと、約4万5千人の方にご覧いただけたということです。
 実行委員会の皆様方、消防の皆様方をはじめ、ご協力いただいた皆様方に改めてお礼を申しあげます。
 また、防災の日でもある9月1日には、滋賀県の防災訓練も行われたところです。新聞記事でも何社か取り上げていただいておりましたとおり、三日月知事が多羅尾地域に5日間滞在されました。その際に、知事が特に興味、関心を持って説明を受けられたのが、昭和28年の多羅尾の大水害のことでありました。
 旧多羅尾村の村長が発信された文章のことや、地域の復興への想いを聞かれたと、三日月知事から聞いております。
 これから台風シーズンを迎えます。しっかりと、市民の皆様方の安心、安全を確保できるよう、甲賀市も万全の体制で臨みたいと思います。
 また、9月2日からは、令和元年の第2回となります甲賀市議会定例会が開催されております。
 ご承知のとおり、合計37案件を提出させていただきました。9月は決算議会であり、平成30年度の締めくくりを行う大切な議会でもあります。後ほど情報提供させていただきます観光分野における補正予算もございます。
 議員の皆様方に、しっかりご審議いただけるように臨んでまいりたいと思います。
 本日提供させていただく内容といたしましては、いよいよ今月末から放送が始まります、NHK連続テレビ小説「スカーレット」関係からの情報提供をさせていただきます。
 詳細につきましては、後ほど担当、または推進協議会の皆様方からお話いただきますが、女性たちのやきもの展や、信楽在住の写真家であります今井一郎さんが撮影された窯焚きなどの写真展、そして信楽高原鐵道のラッピング列車の運行、また「緋色なグルメ」の提供や周遊スタンプラリーに参加いただくお店の募集など、多数のわくわくするような企画をしていただいているところでございます。
 以前から申しあげておりますとおり、この千載一遇のチャンスを市民の皆様と「オール甲賀」でしっかりと活かし、甲賀市を盛り上げていきたいと考えております。
 先日、大阪放送局のスタジオ見学にお伺いをさせていただき、戸田恵梨香さんをはじめとする出演者の皆様が、迫真の演技で、気持ちを込めて「スカーレット」の撮影に取り組んでいらっしゃるところを目の当たりにしてきたところです。
 戸田さんは、「全国の皆様から注目の集まる作品に仕上げたい。」とおっしゃられておりました。
 今回、協議会の皆様方によって、今後ドラマをイメージした物産品や広報展開に活用するためのロゴマークをご決定いただきました。ロゴマークの名称は「エカルラート」で、フランス語で緋色という意味です。
 ロゴマークのコンセプトについては後ほど説明がありますが、私自身の感想としましては、色、また全体のバランスは、とてもやわらかく、暖かくもあるほっとするような印象です。「エカルラート」というネーミングやロゴマークの形の意味にも、センスの良さを感じているところでございます。
 いよいよ放送が近づいてきたという「わくわく感」がある一方で、放送開始後の甲賀市が一体どのような空気になってくるのだろう、全国からどのように注目されてくるのだろうというところについて、待ち遠しい思いであります。
 協議会の皆様方を中心に、甲賀市に訪れましたこのチャンスを最大限に活かせるよう、私も共に取り組んでまいります。
 それでは、情報の詳細について、協議会の皆様方と市の担当者から説明させていただきますので、是非とも取り上げていただくようお願いしまして、ご挨拶に代えさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

 

【情報提供】
◎NHK連続テレビ小説「スカーレット」に関する市内の取り組みについて

 

【質疑応答】
《記者》
 信楽焼の産業振興についてはどのような施策をされているのでしょうか。
【市長】
 特にここ2、3年は販路拡大に力を入れております。彦根に新しくできましたジェトロ滋賀と連携して、シンガポールなど海外のバイヤーの方を信楽焼の現場にお招きし、各国で販売をしていただけるよう繋がりを拡げております。
 また、信楽焼の団体の皆様が、海外に出向いてセールスを行うための補助もさせていただいております。
 他には、陶芸の森と共同で、海外からの作家さんや姉妹都市の学生さんの招致に合わせて魅力発信や、陶器関係のイベントへの協力をしております。
 日本遺産に認定されてからは、信楽焼単体ではなく、六古窯の他の産地と連携し、日本遺産活用協議会でサミットを開催したり、ガイドブックを製作したりするなど、産地全体で連携した取り組みを進めております。
《記者》
 六古窯サミットは甲賀市で行われるのでしょうか。またスカーレットの放映期間中でしょうか。
【市長】
 来年の4月28日と29日に甲賀市で開催します。スカーレットの放映期間中ではありませんが、現在建築中の信楽伝統産業会館のオープンとあわせて実施したいと考えております。これまでも他の産地で開催されておりますが、来年は規模を大きくしたいと考えております。
《記者》
 市長や市民がスカーレットに出演する予定はあるのでしょうか。
【市長】
 私の出演はございませんが、市民の方が滋賀ロケーションオフィスのエキストラの登録をされており、多くの方が出演されると聞いております。
《記者》
 信楽で撮影されていると思いますが、ロケ地の活用はされるのでしょうか。
【担当】
 現時点では、放送前、また撮影中ですので、ロケ地は公開できない状況ですが、NHKさんと相談のうえ、放送が終わってから、またはもう撮影が無いという状況になれば、今回のロケ地だけでなく、油日神社など、他の作品のロケ地と合わせて積極的にロケツーリズムという形で活用していきたいと考えております。
《記者》
 ロケ地マップやロケ地ツアーなどでしょうか。
【担当】
 そうです。
《記者》
 できれば、放送が終わるまでにという想いもあるのでしょうか。
【担当】
 そうですね。NHKさんと調整させていただきながらとなります。
《記者》
 ラッピング列車のデザインはいつ頃発表されるのでしょうか。
【担当】
 デザインは現在作成中ですので、準備できしだい各社に資料提供できればと考えております。
《記者》
 過去の朝ドラでも、ラッピング列車は運行されているのでしょうか。
【担当】
 「あまちゃん」や「半分青い」などで実施されております。
《記者》
 全ての地域ではなく、鉄道がある地域でされているのですね。
【担当】
 そうです。
《記者》
 各イベントは基本的に無料でしょうか。
【担当】
 そうです。
《記者》
 市と推進協議会以外の各種団体のスカーレット絡みのイベントはありますでしょうか。
【担当】
 他の団体の取り組みは、現在は協議中の案件が多いですが、この後、説明される水口青年会議所さんの取り組みが関係する取り組みとなります。
《記者》
 ロゴマークはどなたのデザインでしょうか。
【協議会】
 協議会のメンバーですが、本人の意向により匿名とさせていただきます。
《記者》
 どのようなイベントを考えられているのでしょうか。例えばパブリックビューイングなどでしょうか。
【担当】
 パブリックビューイングあるいはトークショーなど先例でされている事例を参考に可能な範囲でNHKさんと相談させていただいている最中でございます。
《記者》
 実施時期は決まっているでしょうか。
【担当】
 年明けくらいを考えておりますが、決定ではございません。
《記者》
 緋色なグルメですが、市内産の赤い特産品の指定などあるのでしょうか。
【協議会】
 特産品に限定してはおりません。緋色をイメージする食材、または緋色のメニューであれば何でも大丈夫です。例えば、トマトを使ったパスタであったりもしますが、料理人さんの発想に期待したいと考えております。
《記者》
 トマト以外の緋色の食材の例を教えてください。
【協議会・担当】
 にんじん、梅干、パプリカ、赤カブ、しそ、黒米などです。
《記者》
 信楽の道路が混雑することについて、知事との懇談会でも懸念の声が出ていたり、6月の市議会でも答弁されておりますが、「半分青い」でも観光客が4倍になったり、今年のゴールデンウィークもかなり渋滞しました。パークアンドライドや信楽高原鐵道の活用などがあると思いますが、これに対する市長の思いはあるでしょうか。
【市長】
 6月議会で補正予算を計上させていただきましたが、できるだけ信楽高原鐵道をご利用いただくことが重要ですので、紫香楽宮跡駅周辺に駐車していただけるような臨時駐車場を整備したり、まちなかにおいても、個人経営の駐車場を推進したいと考えております。
 県の方でも、ボトルネックとなっておりました勅旨交差点に右折レーンを設けていただきました。
 このように、できることは何でも実施しながら、観光される皆様が時間どおり動けるようにと最大限の努力はしておりますが、信楽の交通事情は、国道307号が1本通っているだけですので、一定の混雑はするものと見込んでおり、他にも何か工夫をするなど努力をしてまいりたいと考えております。
《記者》
 駐車場はいつごろオープンするのでしょうか。また駐車台数は。
【担当】
 9月20日にオープン予定です。9月21日のセラミックアート展に間に合うよう準備しております。紫香楽宮跡駅周辺の駐車台数は約100台となります。
《記者》
 個人の駐車場とは。
【市長】
 他市では、個人の所有地でも2台駐車できるといった取り組みをされている例がありますので、地元の皆様と相談し、少しずつでも空きスペースを活用して駐車場を確保していきたいと考えております。
《記者》
 いつ頃からスタートできそうでしょうか。
【市長】
 一斉にということにはならないと思います。徐々に進めてまいります。
《記者》
 駐車場の運営をするような業者と提携されるのでしょうか。
【担当】
 そうです。そのような会社のアプリを活用することを考えております。時期は未定ですが、決まりましたらお知らせいたします。
《記者》
 ロゴマークの名称は西川貴教さんがフランス帰りという役からフランス語を採用されたとのことですが、西川貴教さんにPRしていただくなど、何らかのアプローチはされているのでしょうか。
【担当】
 具体的なアプローチは今のところございませんが、今年の牛飼の田んぼアートのデザインは西川さんのイナズマロックのキャラクターである「タボくん」を採用されていることもありますので、今後、県を通じるなどして提案させていただければと考えております。
《記者》
 協議会のロゴと公式のスカーレットのロゴは、特産品開発に活用されるかと思いますが、すみ分けはされるのでしょうか。
【担当】
 どちらのロゴを使うかは事業者の判断によりますが、市内の事業者の方には協議会のロゴマークを使っていただけるものと考えております。
《記者》
 陶器まつりでは、スカーレット関連の企画等の予定はないのでしょうか。
【担当】
 後ほど説明がありますが、スカーレット関連のコーナーを設けられる予定です。

                                                以 上