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〇あいさつ
【市長】
 明けましておめでとうございます。各社の皆様には、お健やかに新春をお迎えになられましたこと、心からお慶び申しあげます。
 また、旧年中は、市政に関することをはじめ、あらゆるまちづくり情報など発信についてご協力をいただきましたこと、改めてお礼申しあげます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
 昨年は、令和の新しい時代を迎え、甲賀市としても15周年の節目の年でありました。
なんと申しましても「スカーレット」の放送がはじまったことにより、市内外から多くのお声をいただき、たいへん嬉しく感じております。
 これまで、どんな苦労も笑顔で乗り越えてきた主人公の喜美子ですが、ストーリーも後半に入り、いよいよ自分の信楽焼を目指す流れとなってきました。
 甲賀市も、そのように、涙あり、笑いありで苦難を市民の皆様と一緒に乗り越えながら、市民の皆様が元気に、幸せに暮らせるまちづくりを「オール甲賀」で、しっかりと本年も目指していきたいと思います。
 このスカーレットの勢いに乗り、「信楽焼」はもちろん、「忍者」「東海道」「くすり」「お茶」など、甲賀市の地域資源を大いに活用しながら観光振興にもつなげていきたいと考えております。特に今年は4月に「信楽伝統産業会館」が新築オープン、7月には「忍者を核とした観光拠点施設」のオープンを予定しております。
 そして、いよいよ今年は「東京2020オリンピック、パラリンピック」が開催されます。本市としても、シンガポールのパラリンピック選手団の事前合宿を受け入れる大変大きなミッションに取り組んでおります。また甲賀市出身の選手のみなさんが、東京オリパラで活躍していただけるよう、しっかり応援することにも力を入れてまいります。
 ひとつ最新の情報です。既に各社には文化庁や滋賀県、また当市教育委員会から報道発表があったかと思いますが、当市の土山町・甲賀町に伝わる「瀧樹神社のケンケト祭り」を含む「近江のケンケト祭り長刀振り」が国の重要無形民俗文化財に指定されることになりました。大変嬉しく思っております。
 「瀧樹神社のケンケト祭り」では、子どもたちの健やかな成長を願い「ケンケト踊り」が毎年奉納されております。
永きにわたり、このお祭りを守り伝えられてこられた地域の皆様方に感謝申しあげるとともに、これからも地域の宝としてこのお祭りが後世に継承されることを願い、甲賀市としてもしっかりサポートしてまいります。
 本件については、明後日の17日17時に報道解禁となっておりますが、事前の取材対応につきましては、教育委員会の歴史文化財課で対応いたしますので、どうぞよろしくお願い申しあげます。

〇本日の案件紹介
 それでは、本日は2件の情報提供をさせていただきます。
 まず1点目は、市民課窓口業務の一部を民間委託したことについてであります。
これは、昨年度、庁内組織を横断的に構成した職員のチームから、提案され採用したもので、この1月6日から本格稼動しております。
 この委託により、待ち時間の解消をはじめとする市民サービスの向上につなげるとともに、今後、市職員がさらに丁寧で、きめ細やかな対応ができるよう、より充実していきたいと考えております。
2点目につきましては、「防災カフェ第45回in甲賀」の開催についてであります。
 今回は、滋賀県と甲賀市が共同で開催するもので、地震や風水害など関心の高い危機について、専門家をゲストとして迎え、タイトルのとおり、コーヒーなどを飲みながら解説を聞き、気軽に会話することで、防災についての知識と意識を高めていくための取り組みでございます。
 平成28年度に滋賀県危機管理センターで第1回が開催され、今回で45回目となると伺っております。
これまでは、県単独で開催をされていましたが、今年度から2ヶ月に1回、各市町を会場に開かれていく予定と伺っております。
 今回は、ゲストに立命館大学 理工学部教授の里深さん、司会者に同大学理工学部の特命教授の深川さんをお招きし、「水害から大切な命と財産を守るために」というテーマで解説いただきます。
 昨年、私も参加する防災をテーマとしたタウンミーティングを実施しましたが、市民の皆様の意識の高揚が大きな課題と認識している中で、今回の防災カフェは大変意義のある取り組みになると考えております。
 それでは、個々の情報の詳細については、担当者から説明させていただきますので、私の方からは以上とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

〇情報提供
(1) 「市民課窓口業務の一部を民間委託」 について
(2) 「防災カフェ第45回in甲賀」の開催について

〇質疑応答
《記者》
 今年10月には市長選挙がありますが、2期目についてはどのように考えておられるでしょうか。
【市長】
 現時点では決めておりません。今はちょうど予算編成時期でもありますので、残す10カ月弱の任期の間に、市民の皆様とお約束したことを成果としてお示しすることに集中しているところです。
《記者》
 先日の市議会で開票不正問題の特別委員会の報告がありましたが、どのように受け止められたのでしょうか。また報告書の中に投票区の見直しについての記載がありましたが、どのようにお考えでしょうか。
【市長】
 報告書については、重く受け止めております。これまでも改善を行っているところですが、市議会からの提案についても真摯に一つ一つ対応していきます。
 また、投票区の見直しについては、あのような不祥事が起こらないように、より合理的に、効率的にという考えがある一方で、投票率を上げていくためには身近な投票所も必要であります。これについては、選挙管理委員会でお考えになると思いますが、地域や議会のご意見を聞きながら丁寧に進めていただく必要があると考えております。

                                                 以上