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〇あいさつ・情報提供
【市長】
 お忙しい中お集まりいただき、誠にありがとうございます。ご挨拶と情報提供をさせていただきます。
 昨日の速報で流れたとおり、まん延防止措置の適用を滋賀県が受けるという方針を政府が決定され、滋賀県は明日の午後に、県内の対象地域を決定されるということをお伺いしております。
 このことを受け、朝から急きょ臨時の部長会を開き、想定される対応について、しっかり準備を整えておくよう指示しました。
 適用される8月8日が日曜日ということでありますので、明日には市民の皆様方にも周知徹底ができるよう、滞りなく準備を進めていきたいと考えております。
 日々コロナばかりで、明るいニュースがない中ではありましたが、7月29日に、朝ドラ「スカーレット」で、ヒロインの幼なじみ役を演じられた大島優子さんと林遣都さんとがご結婚されるといううれしいニュースが届きました。
 作品の中ではヒロインの喜美子を加えた3人を「くされ縁」と表現されていましたが、まさかその中のお二人が結婚されることとなり非常に驚きました。そのお二人の縁結びの舞台になったこと、たいへんうれしく思っております。
 市長メッセージとしても発信しておりますが、このコロナ禍が落ち着きましたら、ぜひおふたりで夫婦茶碗を作りに信楽までお越しいただければ、大変ありがたいと思っております。
 東京2020オリンピック関係では、ライフル射撃競技の山田聡子選手に向け、出身の水口高校の現役部員さんや、地元地域の皆様、そして市役所から応援メッセージ動画をケーブルテレビやユーチューブで配信し、エールを届けました。
 精一杯頑張っていただきましたもののメダル獲得とはなりませんでしたが、3年後のパリへの挑戦に向け、今後もしっかり応援してまいりたいと思います。
 また、引き続き開催されるパラリンピックでは、甲賀市からは、ブラインドマラソンで藤井由美子選手、トライアスロン競技で宇田秀生選手が出場されます。こちらのお二人にもメッセージ動画配信の準備をしているところです。
 藤井選手につきましては、先日ご自宅にお伺いさせていただき激励をさせていただきました。また、宇田選手への激励は、8月13日となっております。
 同じく13日の18時からは、パラリンピック聖火の甲賀市採火式が水口町の飯道寺で実施され、行者講の皆様をはじめ、飯道寺関係者と私や教育長が参加する予定です。
 飯道寺で採火した火は、野洲市、守山市で採火された火とともに、8月15日に県立平和祈念館で採火される火と合流し、滋賀県の火として集火され、東京都で行われる集火式へ届けられることとなっております。
 本市で採火された火が、パラリンピックを見届ける聖火となれること、たいへん光栄に感じております。
 また、市内に立地いただいているグループ企業の大塚オーミ陶業様の立ち合いのもと、熱中症予防等を目的とした6項目について、大塚製薬株式会社様と協定を締結しました。
 コロナ禍で「健康づくり」への意識が高まっている中でもありますので、タイムリーな取り組みになると考えております。
 行政にできることは限界がありますので、ブランド力のある大塚製薬様から、お力添えをいただけますことは、大変心強く、さっそく、新型コロナウイルスワクチン接種会場での体調不良者への飲料水をご提供いただき、誠に感謝しております。
 国土交通省の淀川水系河川整備計画の変更案につきまして、関係6府県の全ての知事が同意をしました。
 本市としましては、大戸川ダムを起点とした上流域の整備計画をいち早く策定していただくことを長年要望しておりました。上流域の河川断面は非常に厳しい状況となっており、大戸川ダムが着工されれば、その上流域の整備計画が策定可能となることをお伺いしておりましたので、早く安全安心な生活環境を整えられるように、河川整備計画の推進が1日でも早く進むことに期待しております。
 また、名神名阪連絡道路につきましても、7月15日付けで公表されました国土交通省近畿地方整備局の「近畿ブロック新広域道路交通ビジョン・計画」に「計画路線である高規格道路」として位置づけられた上で明記されました。
 中部ブロックの同計画にも令和3年3月に同様に明記されており、非常に大きな一歩を踏み出すことができたと思っております。
 今後、滋賀県、三重県そして国と連携し、調査費を活用ししっかりと準備を進め、改めて強く要望をしてまいります。
 次に、新型コロナウイルスのワクチン接種状況について報告します。
 これまでは国と市で分母のカウントに違いがあり誤差がありましたが、この度国のシステムに統一することとなりました。
 7月31日現在で、65歳以上の高齢者で1回目の接種が終了されている方は92%、2回目の接種を終了されている方が87.1%、全体では1回目を終了されている方が44.6%、2回目を終了されている方が34.1%となっております。
 接種はスムーズに進んでおりますが、ワクチンの供給がこれまで通りいかないことから、フル稼働とはなっておりません。限られたワクチンを大切にし、スピード感を持って市民の皆様に届けてまいります。
 まもなく、全国植樹祭の日程が発表され、カウントダウンがスタートします。
 6月上旬になるようですが、非常に重要な行事となり、着実に準備を進め、機運を上げていきたいと考えております。今後、関連情報を随時提供させていただきますので、ぜひ注目していただきたいと思います。
 それでは、本日提供させていただく2つの案件について説明させていただきます。
 1点目は「ひとり親家庭への食糧支援について」であります。
 この取り組みは、匿名の方からいただきました100万円の寄付を財源に、ひとり親家庭の方へ甲賀市のお米やお茶、またジャムの特産品セットを配布するものです。
 ご寄付いただきました方の「コロナ禍で大変な思いをしているひとり親家庭への子どもたちに」という強いお気持ちを受け止め、このような食糧支援をすることとしました。
 ご寄付いただきました方には、この場をお借りして、深く感謝を申し上げます。
 次に「オーダーメイド型運動教室の実施について」であります。
 本市の健康課題のひとつに、働き世代の運動不足が特に顕著であることが明らかになっております。令和2年9月より民間企業との連携手法について、総合政策部と健康福祉部とで検討を続けておりましたことから、健康測定、そして健康食などにノウハウをもつ株式会社タニタヘルスリンク様と協議を開始し、今回「オーダーメイド型運動教室」を実施する運びとなりました。
 週に一度の運動教室を10月から3月までの半年間開催する中で、タイトルにオーダーメイドとありますように、参加者個人に合わせた科学的な運動メニューの提示を行い、定期的な運動の習慣化と体力維持のきっかけづくりを目指すものであります。
 なお、この事業はスポーツ庁の「運動・スポーツ習慣化促進事業」として採択されており、100%補助対象事業となっております。
 以上2点の詳細情報については、それぞれの担当から説明させていただきます。是非、お取り上げくださいますようお願いします。私からは以上です。

○各担当より情報提供
(1) ひとり親家庭への食糧支援について
(2) オーダーメイド型運動教室の実施 について

○質疑応答
《記者》
 滋賀県が、まん延防止等重点措置の対象区域となり、臨時会議を開かれたということですが、どのような協議をされたのでしょうか。
【市長】
 明日の午後に開催される県の本部会議の正式決定を受けて、具体的な対応に入りますが、これまで適用された全国他地域の対応を見ておりますと、飲食店の時短要請や酒類の提供の制限などになります。市では公共施設の利用制限や職員の体制について検討するよう指示しており、明日の午後の県の会議後に、市の方針を決定していくことになります。発令が日曜日となりますので、想定し得る準備を速やかに進めるよう指示しております。
《記者》
 県からの要請ではなく、国からの指定であったが、どのように捉えられたのでしょうか。
【市長】
 県の会議で要請するかどうかを決定すると聞いておりましたが、速報が入り急な展開に驚きました。しっかり準備をする必要があると考えております。
《記者》
 甲賀市が対象区域に入ることは、望まれることなのか、それとも今の時点では必要のないとお考えなのか、いかがでしょうか。
【市長】
 感覚では言えませんが、対象区域に適用する場合は基準を明確にしていただきたいと考えております。
《記者》
 スカーレット展は8月末で終了と聞きました。コロナの影響でなかなか活用できなかったと思いますが、今後どのようにしていこうとお考えでしょうか。
【市長】
 スカーレットが放送されていたレガシーとして、できるだけ長く活用したいという思いはあります。このスカーレット展は、当初8月末までの運営となっておりましたが、現在、運営されている信楽高原鐡道は、11月末まで延長することを決定されたようです。それ以降については、今後検討されることになると思います。
 先般、出演者がご結婚されたことを受け、設置されているメッセージボードにメッセージを書いてまいりました。その際にお話を聞いておりますと、観光客が減る中でも週末には1日100人くらいの方がお越しになられております。このような状況も含め検討されることになります。
《記者》
 6月の議会でも出ておりましたが、信楽の窯業技術試験場が新しくなりますが、これまでの資料の保存スペースが足りないということです。県から資料を市に引き取ってほしいと要請があったとか、また市としてどのようにお考えなのか、教えていただければと思います。
【市長】
 市では、信楽の陶器生産用具および製品について、国の有形文化財の指定を受けようと、関連資料を集めております。窯業技術試験場では、多くの関連資料を所有されておりますので、県から要請があれば前向きに検討させていただきます。
                                                 以上