○あいさつ・情報提供
【市長】
明けましておめでとうございます。甲賀市政クラブ各社の皆様方には、お健やかに新春をお迎えになられましたこと、心からお慶び申しあげます。昨年中は、市政や地域情報などの発信について、多大なご協力をいただきましたこと、改めてお礼申しあげます。本年も積極的な情報提供に取り組んでまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
さてご承知の通り、年末年始、水口高校サッカー部が、29年ぶりの出場となました全国高校サッカー選手権大会で、ベスト16まで勝ち進んでくれました。この活躍に、本当に多くの市民、県民が感動と元気を与えていただきました。チームが掲げられたテーマがございまして、四字熟語で「駑馬十駕(どばじゅうが)」というテーマを掲げられていたということも、お伺いしております。これは、「足の遅い馬でも、十日間休まず走れば千里の名馬に追いつく」と、言うならば兎と亀のような意味合いもあるのかなと思いますが、県立高校として努力を続けることの尊さを表した言葉であるという風に感じております。この言葉に私自身もしっかりと倣い、ものごと一つひとつに着実に取り組みながら前に進めていく、そんな1年にしたいと考えています。
仕事始めの職員に向けた年頭の訓示におきましては、「定」という漢字を、今年は職員の皆さんに提示させていただきました。自治体経営は大変厳しい局面にありますが、20年後を見据えて、公共施設の統廃合を含め、定めていかなければならない事柄が多いということと、国スポ障スポ、関西万博で得た教訓や成果をしっかりレガシーとして定着するということで、この「定」という字を選び、職員の皆様方に披露させていただいたところです。
それでは、お手元に配布しておりますとおり、私から少し情報提供をさせていただきます。
まず1点目は「びわこリハビリテーション専門職大学との連携協定の締結」についてです。びわこリハビリテーション専門職大学とは、令和5年度から「慢性閉塞性肺疾患」(COPD)に関する講演会や肺年齢測定会の開催などを通じ、関係を深めてきたところですが、今後さらに、地域の健康づくりや福祉介護に関する事業への協力関係の強化、そして市内で不足する医療専門職に対する人材の確保や育成について連携と協力を進めていくため、1月19日に連携協定を締結する運びとなりましたので、ご報告申しあげます。
次に、地域共生フォーラム~プラットフォームKoka2025~の開催でございます。地域共生社会の実現に向けまして、様々な生きづらさを抱える当事者、ご家族、支援者、地域住民など、多様な主体が出会い、対話し、つながる場としまして、2月8日、「まるーむ」にて地域共生フォーラムを開催させていただきます。「ひきこもりの家族支援」と題した講演会のほか、飲食しながら対話を楽しめるブースや企画をさまざま準備し、またコミュニケーションが苦手な人や家から出ることが難しいと思われる人でも、多様な形でご参加いただける催しとなっております。
以上、2件につきまして詳細は、担当から説明させていただきますので、取り上げいただければ嬉しく存じます。私からは以上です。よろしくお願いします。
○担当より説明
○質疑応答
≪記者≫
新年おめでとうございます。本年もよろしくお願いします。びわこリハビリテーション専門職大学との連携協定について「結びました」ということだけでなく、どういった知見を今後発表されて行かれるのか。恐らく、していく中でデータなどが集まってくると思いますので、実績だけではなく、どのように発表されていくのかを伺いたいと思います。
≪担当≫
大学には令和5年から肺年齢測定会のデータが蓄積されていまして、甲賀の特徴も聞かせていただいていますが、発表する場などについては、これから大学側と相談していきたいと思っています。具体的なデータを私たちはまだいただいておりませんので、これから相談させていただければ。
≪記者≫
直ぐに短期間のデータを出してほしいということではなく、色々やっていくうちに、1年後、2年後、3年後というスパンの中でそういう発表があれば、なかなか分かりにくい難しい事でも記者会見で色んな記者が質問するうちに断片が見えてくることもあります。私も関西学研都市の担当をしていたことがありましたが、あれ?こうじゃないですか?ああじゃないですか?という中で、角度を変えて面白い形でお伝えできることになるのではないかなと思いますので、そのあたりは後任の者にもよろしくお願いします。
≪記者≫
COPDに関する講演会や肺年齢測定会を大学の協力を得て行ってこられたということですが、COPD、肺に特化した理由というのは何かあるのでしょうか。
≪担当≫
甲賀市の特徴としまして、COPDの標準化死亡比のデータ、全国の色んな地域と比較できるデータが高かったということがございます。ずっと甲賀市は県の中でも死亡率が高いことが課題となっておりまして、またCOPDの原因の大半はタバコですが、喫煙率も高いという状況がございました。県に相談させていただきましたところ、びわこリハビリテーション専門職大学に呼吸器リハビリの第一人者がおられるということで紹介を受けまして、こういう事業につながったわけでございます。それで今、3年目を迎えたところです。
≪記者≫
その第一人者というのは、どなたですか。
≪担当≫
千住秀明先生、学部長です。
≪記者≫
今後、甲賀市に不足しがちな専門職の人材確保ということですが、既に県や東近江市と協定を結んでおられて、そこには何人程度の人材が供給されているのか、分かりましたらお願いします。
≪担当≫
主な就職先を確認させていただきますと、県内では12か所の医療機関に勤めておられるということです。2023年から24年のデータを確認させていただいたのですが、地元の病院にかなり就職されているのと、地元から通われる学生さんが多いと聞いていますので、学校からまた地元へ就職していただけるということで、甲賀市にも定着いただけると期待しております。
≪記者≫
プラットフォームの取り組みについて、地域共生の多様化がテーマで非常に面白いと思うのですが、ひきこもりの家族支援というのは、かなり潜在的に大勢のお困りの方がいらっしゃると思っています。実は昨年末に高齢者の人権保護として、甲賀市、湖南市、両市社協、関係者の方々が上演時間30分くらいの寸劇をされて、取材でお世話になったのですが、脚本を担当されたのが職員の方で、涙と笑いを交えた、けれどもなかなか深刻なテーマを提示するようなお芝居でした。なかなか大変だったと思うのですが、同じような形で再演はあるのでしょうか。
≪担当≫
皆が大変喜ぶと思います。うちには戯曲家がおりますので、高齢者虐待を予防するために、市民さんへの訴え方として、お芝居というツールを使いました。市民さんに、どのようにしたらうまく伝えられるかというところで、お芝居はすごく大事だと思います。今回は無理ですが、今後たとえば人権推進課などとコラボした中で、生きづらさを抱えているご本人、ご家族を市民にどうやって周知していくかというところを、また考えて行けたらと思います。こういうニーズがあることを伝えていきますので楽しみにしていただけたら、待っていていただけたらと思います。
≪記者≫
ありがとうございます。とても期待しています。戯曲家の腕前も、すごかったなと思います。ありがとうございました。
○フリートーク
≪記者≫
録音よろしいでしょうか。本年もよろしくお願いします。一つだけ質問ですが、会計年度任用職員の採用について市長はご存じでしょうか。
【市長】
会計年度任用職員の採用については、直接関わる事がありませんので、詳しく分かりません。
≪記者≫
報告はないのですか?
【市長】
はい。
≪記者≫
決裁は関係ないのですか?
≪担当≫
市長が正規職員を任命する場合には任命書を渡しますが、会計年度任用職員は各部局で面接を行いながら原課対応になっています。かなりの数の会計年度任用職員がおられますので。
≪記者≫
分かりました。それでは結構です。
≪記者≫
新しい年に取り組みたい、重要な施策と言いますか、ご自身が力を入れたいところを具体的にぜひ。
【市長】
ありがとうございます。まずは、先ほど申しあげた予算編成が大詰めを迎えていまして、最終、内々示を行おうとしているところであります。この予算の特徴として、20年後を見据えた取捨選択をしっかりしてまいりました。最終の詰めの作業でやっていくことは、同時に進めております機構改革、市民の皆様の課題解決に寄り添った機構改革を、年度初めそしてまた5月の連休中くらいを目途に進めていきたいと考えております。また以前から申しあげている施設の統廃合も形として進めていかなければならない。その準備も整いつつありますので、そのあたりを明確に市民の皆さんに発信・説明することも大切だと思っています。また万博と国スポ・障スポのレガシーを、どうまちづくりに定着させていくのかということも、今年にしかできない作業でもありますので、しっかりとスタートを切らせていただきたい。もちろん課題は山積していますし、たくさんありますが、そのあたりについて特に取り組んでいきたいと思っています。
≪記者≫
昨年末、し尿汲み取り券の売上金の関係で「中間の取りまとめ」という形で委員長から報告があったのですが、細かいところへの言及は難しいかもしれませんが、「中間とりまとめ」の報告について受け止めはどうでしょうか。
【市長】
諮問させていただいたのは大きく2点ございまして、1点目は過去に行われた調査を検証していただきたいということ。もう1点がその後の引継ぎを含めたこれまでの経緯について評価を頂きたいということをお願いさせていただいたところ、中間報告という形で出てきました。それで、2点目の引継やその後の市の対応については、またこれから更に調査が必要という内容でしたので、そこをしっかり待ちたいと思いますが、やはり当時の事件・事故が発覚した当時を振り返ると、かなり杜撰な対応であったことは明確になってきていると思いますし、当時の状況で新たな事実が解明されたわけではないですが、当時の状況を調査段階を含めて知っている人間から、もう一度ヒヤリングいただいて、整理・検証していただいていることについては、すごく有意義なものだと思っていますし、今後の教訓にもつながってくると考えていますが、かなりアナログでかなり杜撰な執行状況が今回のような事態に至っていることは明らかになってきていますので、最終報告書を含めてそのあたりについて、しっかりと受け止めたいと思っています。以上です。
≪記者≫
以前も会見でお話しいただいたと思うので改めてですが、市長が就任された2016年以前の話ですけれども、先ほど引継ぎの話も出ましたが、市長にこの話が入った昨年の7月の状況を改めて教えていただけますか。市長が把握したのが、いつかというのを改めてもう一度教えてほしいです。
【市長】
この事件、事故が起こったであろう年というのは、30年前にさかのぼっていくわけですが、私の方に報告があったのが、し尿くみ取りの券を廃止するにあたって、実はこういうふうな課題を抱えているということを知ったのが、昨年2025年の7月であったというふうに記憶しています。
≪記者≫
ありがとうございました。