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○あいさつ・情報提供

《市長》
あらためまして、5月の定例記者会見どうぞよろしくお願いいたします。5月というと、甲賀市にとってはお茶の季節ということで、4月30日に土山で品評会に出す手摘みのお茶の製茶の作業の激励を行う予定でした。また、三日月知事もこちらの方にお越しくださる予定だったのですが、雨で中止となりました。5月1日に新芽の初市(はついち)が行われまして、報告によると、世界的な抹茶人気や茶葉需要が大変伸びているという背景を受けて、去年と比べ、9倍の値段でお茶の取引が初市で行われたということです。

これは茶農家さんにとっては非常に素晴らしいお話ではありますが、一方で茶商(ちゃしょう)さんにしてみると、仕入れ値が例年よりも格段に上がってしまう。そして、それをそのまま商品の価格に転嫁ができるわけではありませんので、課題もあります。私は茶業会議所の会頭も務めておりますので、課題についてもしっかり対応をしています。

また、4月には茶農家さんに重油がなかなか行き届かないという現象も起きておりまして、こちらについても、県及び国に、直接、私が出向いて要望をさせていただいた結果、5~7月分の重油についてはなんとか確保ができたという状況です。これらは、資材についてもそうですが、不足感からの様々な課題についても、きめ細やかに現在対応をしているところでございます。

また、ご承知の通り、市内各地では家族総出で田植を、このゴールデンウィーク中も、していただきました。米の価格についても、去年の米不足に続いて、不安定な状況が続いておりますので、農家さんをしっかりと支えるという観点で、国に対しても米価の安定化にしっかり努めていただきたいということも含め、この季節にお願いをしているところでございます。

また、大変多くのご取材をいただきました、水口曳山祭や「よみがえれ水口岡山城」、油日神社の油日まつりと奴振(やっこふり)、こちらは10年ぶりの開催となりました。そして、土山の瀧樹神社のケンケト踊りや、信楽駅前の陶器市や作家市など、多くの観光客の皆様がこの甲賀市を訪れていただいて、お買い物もしていただけたということで、大変うれしく思っております。渋滞といった様々な課題を例年通り、市民の皆様方から頂戴をしておりますので、一つでも多く解決できるように努めてまいりたいと思います。

本日提供をさせていただく案件ですが、市からの情報といたしまして、甲賀市職員の採用試験ポスターのデザインの作成について、令和9年度試験案内ポスターを、コラージュアーティストのとのいけこーたさんにデザインをしていただきました。そのお披露目を後ほどさせていただきます。また、会見の後半におきましては、第18回甲賀流忍者検定と特別対談について、そして、紫香楽宮のラベンダーまつり開催について、それぞれ関係団体より情報提供をいただくこととなっております。ぜひ、一つでも多く、記者の皆様方に取り上げていただけますようにお願いを申しあげまして、私からの情報については、以上とさせていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

○担当課より説明

○質疑応答

《記者》
お茶のブランド力を上げる策はありますか。

《市長》
土山茶は「土山一晩ほうじ」でブランド作りが一段落しました。今年からは朝宮茶に5年ほどかけて取り組みます。朝宮茶は原点回帰としてリーフ茶での品質を磨き直す方針です。朝宮のお茶が宇治で「宇治茶」として販売されている現状もありますが、あらためて「朝宮茶ブランド」を確立したいと考えています。
現在、一部の朝宮茶は宇治の高級品種として売られていますので、それは引き続きということになるかと思いますが、やはり、「朝宮」をもう一度前面に出して、ブランド化をするということをこのタイミングで行う必要があります。お茶は世界中でこれから人気になり、質の良いものも悪いものも作られることになりますので、歴史をしっかりと振り返って価値を高めたいです。

《記者》
茶農家さんは「茶離れ」を危惧されています。
話は変わりますが、5月3日の憲法記念日に関連して。憲法改正には国民投票などで多額の費用(数百億〜数千億円規模)がかかると予想されます。原油高や物価高の今、果たして本当にいますべきことなのか、市長会などで議論される予定はありますか。

《市長》
憲法の改正に伴う予算というのは私も今初めてその観点からお聞きしました。改正されれば防衛や福祉などで新しい事業が始まるため、地方への影響を早い段階で注視し、市長会などでもウォッチしていきたいと思います。

《記者》
朝宮茶が宇治茶の原料として使われている現状について、生産量の推移や朝宮茶名義での販売比率、今後の見通しを教えてください。

《市長》
今後どう進めるかは議論を重ねている段階です。朝宮と宇治は隣同士で、自然な流れで宇治茶の一角として扱われてきた歴史がありますが、知名度向上を含めたブランド確立を今後5年で進めます。詳細は後ほど担当課から回答させます。
 

 

以上