人口
国政調査による甲賀市の人口は、平成17(2005)年の93,853人をピークとして減少に転じ、平成27(2015)年では、90,901人となっています。
面積 ≪滋賀県土の約12%が甲賀市の面積≫
甲賀市は、東西に約43.8キロメートル、南北に約26.8キロメートル、 面積481.62平方キロメートルで県土の約12%を占めています。
位置と地勢 ≪近畿圏と中部圏をつなぐ広域交流拠点に位置≫
甲賀市は、滋賀県東南部に位置し、大阪・名古屋から100キロメートル圏内にあり、近畿圏 と中部圏をつなぐ広域交通拠点に位置しています。その東南部は、標高1,000mを超える山々が連なる鈴鹿山脈により、西南部は信楽盆地とこれらに続く丘 陵性山地により各々三重県、京都府に接しています。特に、鈴鹿山系を望む丘陵地で、野洲川・杣川・大戸川沿いに平地が開け、また森林も多く琵琶湖の水源涵養、水質保全にも重要な地域となっています。
市章
甲賀の漢字の「甲」の文字をデフォルメしたマークで、外側の円は健康で安心して暮らせる街をイメージし、その中に活気ある街の輝き、未来への希望を表現しています。マークの中心には人を表現し、人が主役の街を表現しています。
気候≪四季を通じて穏やかな気候≫
甲賀市の年平均気温は、平野部では14℃と温暖でありますが、東部及び西部山岳地帯では12~13℃と低くなります。年間降雨量は1,500~1,600mmです。積雪量も特異な年を除いては、平野部で最高20cm前後であり、積雪日数・積雪量ともに少ない地域 となっていますが、東部の山間部では30cm以上積雪があります。降霜は11月から4月まで見られますが、4月から5月にかけて山岳地帯に晩霜があり、しばしば農作物に被害をもたらすことがあります。風向は年間を通じて北西風が多く、秋から冬にかけて空気が乾燥し風は強くなりますが、春から夏にかけては暖かい東南風が多くなります。
交通≪甲賀市は、近畿圏と中部圏をつなぐ広域交通拠点≫
鉄道網は、JR草津線が地域を横断し、JR草津線貴生川駅を起点として近江鉄道本線・信楽高原鐵道があります。いずれも単線であり利便性が高いとは言えない状況となっています。道路網は、主要幹線道路として国道1号及び主要地方道草津伊賀線が地域を横断し、 また国道307号が地域を縦断する広域交通拠点です。甲賀地域及び周辺地域の新しい交通基盤としては、新名神高速道路が平成19年度に開通しました、市内には甲賀土山IC・甲南IC・信楽ICが設置されました。