○あいさつ・情報提供
《市長》
改めまして、おはようございます。いつも大変お世話になりありがとうございます。
それでは、まず初めに7月7日に発生しました信楽町長野(ハイランド区)における土砂災害についてです。ご承知の通り、県内でも61年ぶりとなる災害救助法を適用いただき、現在も付近の25世帯に避難指示を継続的に発令しております。この間、土木関係では応急復旧工事と合わせまして、国県と連携をした現地の調査、測量機器の設置や稼働を順次進めております。こうした取り組みから得られたデータ、また調査結果に基づきまして、今後の復旧計画を取りまとめていく方針としております。被災された方々へはこれまで2回、住民説明会を開催し、様々なお声をお伺いしてまいりました。一つひとつの困りごとに寄り添い、支援を継続していくこととしております。
応急仮設住宅への入居を希望されておりました世帯には、8月5日から順次お部屋の鍵をお渡しし、転居を行っていただいております。命と安全を最優先にするために、この崩落現場付近の世帯に避難を呼びかけ続けておりますが、一日も早く元のような生活環境を取り戻していただけるよう市を挙げてこれからも対応してまいります。関連して、補正予算を提案しておりますので、その説明については後ほどいたします。
それでは、9月定例市議会でご審議をいただきます議案の説明に移らせていただきます。まず、報告案件が8件、専決案件が2件、決算案件9件、人事案件4件、条例改正案件5件、補正予算案件4件の合計32件を提出いたしました。私からはその概要について、お手元に配布をしております提出議案の一覧表に基づき説明をさせていただきます。
まず報告案件につきましては、健全化判断比率と資金不足比率の報告が1件、各法人の経営状況の報告が7件となっております。次に、信楽町長野の土砂災害に関する専決処分が2件であります。この土砂災害の応急対応および復旧のための緊急的に必要な費用、並びに今後の不測の事態に備えた予備費の増額、そして災害救助法の適用を受け、被災者の生活の安定を図るための避難所の設置・運営、そして応急仮設住宅の提供に要する費用を計上いたしました。また、県にもご協力をいただいた引っ越し費用、市独自の施策として転居により不在となる被災者宅への警報システム設置の経費、早期の生活再建を図るための支援金の支給など、緊急的に必要となる費用を計上いたしております。
次に決算の案件につきましては、令和7年度の一般会計、国民健康保険特別会計、後期高齢者医療特別会計、介護保険特別会計、野洲川水利施設管理事業の特別会計、病院事業会計、水道事業会計、診療所事業会計、および下水道事業会計にかかる決算認定9件となっております。このうち令和7年度の甲賀市一般会計歳入歳出決算の認定を求めることにつきましては、歳入の総額が482億9,149万7,949円、歳出の総額につきましては463億2510万3円と、歳入歳出の差し引き額は19億6,639万7,946円となり、翌年度への繰越財源を除いた実質の収支額につきましては14億8,150万5,946円となりました。
令和7年度は第二次甲賀市総合計画の締めくくりとなる第3期基本計画の1年目という位置づけでありました。子育て・教育、地域経済、福祉・介護、これらを軸に人口減少に立ち向かうための6つのプロジェクトを設定したほか、わたSHIGA輝く国スポ・障スポ、そして万博の開催、物価高騰対策などに取り組んだところでございます。また、より良い教育環境を整えるという目的で、小学校の特別教室、中学校の屋内運動場(体育館)へ空調設備を整備するとともに、老朽化が著しい信楽小学校の改築に着手をしたことなどから、決算規模といたしましては歳入歳出ともに過去3番目となりました。
次に人事案件につきましては、人権擁護委員の推薦につき意見を求めるものが4件、条例改正案件が5件。主なものとしましては、社会情勢の変容等に伴う住民自治の促進を図るため、甲賀市まちづくり基本条例の一部を改正いたします。また、甲賀市勤労福祉会館に変動料金制を導入するために、条例の一部を改正することといたしました。
次に補正予算4件のうち一般会計の補正は、既定の歳入歳出予算にそれぞれ12億9,545万5,000円を追加し、本年度の予算を462億9,235万5,000円とするものであります。歳出におきましては、介護支援専門員の在宅訪問時の安全確保を図るために防犯対策用品を支給することや、10月に開催される全国消防操法訓練大会出場に要する経費、また、甲南図書交流館敷地の一部土地を購入する経費等を計上しております。一方、歳入におきましては、増収が見込まれる個人市民税や固定資産税、交付税が決定した普通交付税、そして前年度の決算に基づく繰越金、寄附金等を計上し、所要の補正を行います。併せて、年度内の事業完了が見込めない信楽小学校の改築事業の繰越明許費を追加するとともに、旧校舎の解体およびグラウンド整備にかかる経費について債務負担行為を設定しております。
以上、議案等32案件の概要説明とさせていただきます。引き続き、「甲賀市・湖南市合同JOBフェア」の開催についてご説明申しあげます。甲賀市、湖南市で就職を希望する若年求職者を対象に、両市内の企業事業所による会社説明会を9月3日、水口体育館で開催いたします。出展企業は60社、甲賀市42社と湖南市18社ということで、県内最大級の規模になるということです。詳細については、後ほど担当からご説明申しあげます。
会見後半では、話題の提供として、「和太鼓サウンド夢の森2026」「消防署大改修 2026 MAINICHICRAFT」「甲賀流忍者大祭 2026」「子ども甲賀忍者育成事業」「甲賀流忍者「志能備」プロジェクト」そして「忍夜討」ついて情報提供をそれぞれ主催団体からしていただくこととなっておりますので、ぜひとも各社におかれましてはご取り上げくださいますようお願いを申しあげ、私からのご挨拶と情報提供とさせていただきます。どうぞよろしくお願いします。
○担当課から説明
○質疑応答・フリートーク
《記者》
まもなく被災から2ヶ月となりますが、避難されている住民の方からの一番大きい要望はどういったことですか。
《事務局》
時間が経つにつれて日常の困りごと等いろいろご相談をいただきます。例えば窯業など生業に通じるものが今後どうなるのか、などの相談を受けているところでございます。
《記者》
いま、熊本県や千葉県等全国で災害が相次いでいるなか、災害に関して県民の方にメッセージや今後の要望があればお願いします。
《市長》
まず、災害はいつどこで起きるか分からないので、県民の方には、備えをしっかりしていただくということがとても大切だと思います。また、熊本へは、滋賀県からの要請に応じて、ドクターや技師の派遣をしておりますが、甲賀市は、信楽町長野地区の災害があったことで、要請の内容を比較的軽微なものにしていただく等、配慮していただいております。着実に復旧に向かって進めていけるようご配慮いただいていることに大変感謝しております。ありがとうございます。
《記者》
土砂災害の被災地に今後も住み続けられるのか、といった判断は、今後どのように進めていきますか。
《市長》
現在、計測機器の設置やボーリング調査で地盤の状態を調査しています。結果は遅くとも年内に分かる見込みですので、その時期を目途に情報提供していきたいと思っています。
以上