甲賀市は、このたび、滋賀県が発行するサステナビリティ・リンク・ボンド注1)(滋賀県第2回サステナビリティ・リンク・ボンド公募公債)、以下「本債券」という)への投資を決定しましたので、お知らせします。
本債券の発行条件としては「滋賀県庁にて、2030年度に2014年度と比べて温室効果ガス排出量50%削減」が設定されています。本債券への投資を通じて、滋賀県の具体的な目標達成に向けた取り組みを支援することで、温室効果ガス削減に向けた取り組みが推進され、国連の持続可能な開発目標(SDGs)注2)の達成にも貢献するものです。
本市は、令和4年6月の全国植樹祭を契機として、豊かな自然を守り、環境と経済・社会活動が調和した持続可能なまちを、未来の子どもたちに引き継ぐため、同年9月に市議会と共同で「甲賀市環境未来都市宣言」を行い、2050年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロとするゼロカーボンシティ、「環境未来都市」をオール甲賀で実現する取り組みを進めています。本債券を始めとしたSDGs債への投資を継続的に実施することで、今後も環境及び社会の課題解決につながる事業やSDGsの達成に貢献する事業を資金面からサポートし、環境未来都市としての社会的責任を果たして参ります。
<本債券の概要>
銘柄
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滋賀県第2回サステナビリティ・リンク・ボンド公募公債
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年限
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10年
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発行額
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50億円(内、本市購入額1億円)
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発行日
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令和5年(2023年)9月29日
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利率
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0.795%
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(注1) サステナビリティ・リンク・ボンドとは、あらかじめ定められた目標の達成条件に応じて財務的・構造的に変化する可能性のある債券のことを指します。発行体があらかじめ定めた重要な評価指標と具体的な数値目標(サステナビリティ・パフォーマンス・ターゲット(SPT))によって評価され、発行体にSPT達成に向けた動機付けを与える債券です。
本債券は、国際資本市場協会(ICMA)が定義する「サステナビリティ・リンク・ボンド原則(2020年版)」に適合する旨、株式会社日本格付研究所(JCR)からセカンドオピニオンを取得しています。
(注2)持続可能な開発目標(SDGs)とは、2015年9月の国連持続可能な開発サミットにて採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」が掲げる、加盟各国が2030年までに達成すべき17の目標と169のターゲットのこと。
※ 滋賀県サステナビリティ・リンク・ボンドとは
https://www.pref.shiga.lg.jp/kensei/zaiseikaikei/yosan/329828.html(県ホームページにリンクします)