平成29年7月に策定された「 甲賀市公共施設等総合管理計画 」をふまえ、消防関係施設について、今後の具体的な対応方針をとりまとめ、改修費や更新費の平準化と市民サービス確保の両立を図ることを目的として策定しました。
甲賀市消防施設長寿命化計画.pdf
計画期間
第1期 令和 3 年度から令和 10 年度( 8 年間)
第2期 令和 11 年度から令和 22 年度( 12 年間)
第3期 令和 23 年度から令和 38 年度( 16 年間)
※「甲賀市公共施設等総合管理計画」に準じ、将来的な消防体制における施設維持などを見据え3期に分けて策定しました。
※対象施設
本計画で対象となる施設は、本市が所有する消防関係施設の内、公共施設等総合管理計画に示された消防施設とします。
施設の基本的な対応方針
(1)分団におけるポンプ自動車車庫(詰所)については、中核的な施設であるため、基本
的には現状の場所で建物を維持することとします。
(2)積載車車庫については、地域との関わりが深く、第 1 期においては現状のまま維持する方向
ですが、将来的には地域への移管や施設の集約化等の検討を行います。
対策内容、実施時期
・劣化度の数値が2 1 以上に位置づけられた8施設 について、第1期の計画期間内
に長寿命化に向けた更新・改修等の検討を進めます。
・劣化度の数値が高い8施設の内、「 甲賀方面隊第4分団機動部消防車庫・詰所 」、「 土山方面
隊第1分団自動車班消防車庫 」、「 水口方面隊第3分団 第5班消防車庫・詰所 」、「 甲南方
面隊第4分団第1、2、3班 消防車庫・詰所」の4施設 については、老朽度や併設施設改修
との兼ね合い、あるいはポンプ自動車更新等の事情を鑑み優先的に整備を図る方向です。
・その他の施設については、 第 1 期の期間内では建替えや大規模改修等の予定はありませんが、
地域防災活動の拠点施設としての機能を果たしつつ適切な維持管理を行います。