
様々な取り組みによって、多くの動植物たちや自然が守られている区域として、みなくち子どもの森が、令和6年3月18日に環境大臣から、「自然共生サイト」の認定をいただきました。


自然共生サイトとは?
国定公園などの保護地域以外で、里地里山や企業の森など、地域や企業、団体、ボランティアなどの取り組みによって、生物多様性の保全が図られたエリアで、環境大臣により認定を受けた区域のこと。
2030年までに生物多様性の損失を止め、回復軌道に乗せる「ネイチャーポジティブ」※1という世界目標の実現に向け、人と自然との結びつきを取り戻す取り組みが世界で進められています。
日本国内でも2030年までに陸と海の30%以上を健全な生態系として効果的に保全しようとする目標「30by30」※2の達成に向け、生物多様性の保全に貢献する場所を「自然共生サイト」として認定を行っています。
現在、国内では、陸域20.5%と海域13.3%が保護地域(国立公園等)として保全されています。
自然共生サイトパンフレット(環境省ホームページ)
※1 ネイチャーポジティブ
ネイチャーポジティブとは「自然再興」という意味で、「自然を回復軌道に乗せるため、生物多様性の損失を止め、反転させる」ことを指します。今の地球は過去1,000 万年間の平均と比べて10倍~100倍もの速度で生物が絶滅していくなど、いわゆるマイナスの状態にあります。この状況から、これまでの自然環境保全の取り組みだけでなく、経済から社会、政治、技術までの全てにまたがって改善を促していくことで、自然が豊かになっていくプラスの状態にしていこうというのがネイチャーポジティブの趣旨です。
ネイチャーポジティブ(環境省ホームページ)
※2 30by30(サーティ・バイ・サーティ)
30by30とは、2030年までに生物多様性の損失を食い止め、回復させる(ネイチャーポジティブ)というゴールに向け、陸と海の30%以上を健全な生態系として効果的に保全しようとする目標です。
30by30(環境省ホームページ)
30by30の概要について(環境省ホームページ)
子どもの森での取り組み
▼生き物観察

▼木育
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▼森林環境学習「やまのこ」の受け入れ

▼ササユリの保全・育成


▼企業による園内の環境保全活動
