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山に入られる際はツキノワグマに注意を

 毎年全国でクマ類による人身被害が発生しています。令和3年12月には、信楽地域に隣接する京都府和束町でツキノワグマがイノシシ用わなにかかり、その後、人家から離れた山の中に放獣されました。「猛獣」であると思われがちなツキノワグマは、本来、臆病な動物です。市内でクマによる被害を起こさないために、ツキノワグマを引き寄せない、遭遇事故を防ぐ、以下の事項をおぼえておきましょう。

 

クマを引き寄せないために

 クマは学習能力が高く、一度生ゴミなどの味を覚えると、頻繁にゴミ捨て場などに現れるようになります。このことから、残飯や未収穫の果樹などのクマの餌になるものを適正に管理し、クマを人間の居住周辺に誘わず、クマと人の出会いを減少させることが重要です。

予防方法

 ・頑丈で臭いが漏れないような構造のゴミ箱など、ゴミの出し方に気を付ける。

 ・未収穫の野菜や果実の除去、未収穫の果樹の伐採などのクマの餌になるものを無くす。

 ・野外活動時にゴミの放置を行わない。

 ・家畜飼料の管理を適正に行う。

 ・狩猟、交通事故などによる動物の死体を放置しない。

 

クマとの遭遇事故を防ぐために

クマを見かけたらどうすればいいの? (離れたところにいる場合)

 離れた所にいて、クマが気づいていないようなら、慌てず落ち着いて、大声を出さず、クマから目をそらさないようにして、動きを見守りながらゆっくりその場を立ち去りましょう。

 クマがこちらの存在に気づいているようなら、背を見せず、ゆっくり後退しましょう。

 

もしクマが近づいてきたらどうすればいいの?(こちらに向かってきた場合)

 背を見せず、ゆっくり後退します。それでも襲ってきたら、クマとの間に障害物を挟むようにします。

 回避できない場合は、首の後ろを手で覆ってうつぶせになって、顔やお腹などの弱い部分を隠します。クマは食べようと襲うのではなく、ある程度傷つけたら立ち去るので、怪我を最小にするようにします。杭や棒など堅いものを持っているときは、それらを使って立ち向かって撃退した例もありますが、危険が伴います。死んだふりはむしろ危険です。

 

クマと出会わない、遭遇事故にあわないためにどうすればいいの?

 まず、クマのいる場所に近づかないために、

(1)クマの餌となる植物がある場所に、特に実のなる時期にはその近くに行かない。

(2)クマの出没情報のあった場所の近くには不用意に近づかない。

(3)クマと出会いやすい時間帯の屋外での行動を控えるようにする。

 また、クマの棲息する場所に入る場合は、

(4)鈴を鳴らすなどクマに自分の存在を知らせる。

(5)聞き慣れないうなり声を聞いたら先に進まない。

(6)クマの残した糞や新しい爪痕など、フィールドサインを見逃さない。

(7)見通しのきかない登山道や山林内では、周囲の情報に注意をはらう。

 

参考:ツキノワグマから身を守るために(PDF 202KB)(出典:滋賀県公式サイト自然環境保全課より )

 

農業現場におけるクマ出没等に関する注意喚起(農林水産省)

 農業現場におけるクマ出没等に関する注意喚起リーフレット(PDF : 940KB)

 農業現場におけるクマ類の出没及び人身被害防止等に対する指導等の徹底について(令和5年11月1日)(PDF : 104KB)

 農林水産省公式サイト

 

 

クマに関する各種情報・取組(環境省)

 環境省公式サイト

 

 

 

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