麻しん(はしか)は肺炎・脳炎・腸炎などで重症化することも多く、先進国でも重症化することもあり、1,000人に1人死亡するとされている感染症です。
麻しんウイルスの空気感染によって起こり、感染力が非常に強く、免疫のない人が病原体に接触すると90%以上が感染します。潜伏期間は10~12日です。最初3~4日は38度前後の発熱や咳、のどの痛みなどの症状が続き、一時おさまりかけたかと思うと、また39~40度の高熱と発疹が出ます。高熱は3~4日で下がり、次第に発疹も消えます。肺炎や中耳炎、まれに脳炎などを合併することがありますが、合併症のない場合は7~10日後に回復します。
麻しんの特別な治療法はなく、症状を楽にする治療(対症療法)が行われます。合併症がある場合は、それに応じた治療が行われます。
麻しん(はしか)の予防について
麻しんはインフルエンザより感染性が強いと言われています。次のことに注意しましょう。
急な全身性発疹や発熱などの症状が出たら、早めに医療機関を受診しましょう。
- 医療機関受診の際は、受診前に電話等で麻しんの疑いがあることを伝えてください。
- 感染症拡大防止のためには、受診の際には、公共交通機関の利用を可能な限り避けることについて、ご協力をお願いします。
- 今までに麻しんの予防接種を受けたかどうかはっきりしない場合などは、
- 麻しんの抗体があるかどうかを調べる血液検査(抗体価検査)を医療機関で受けることができますので、
- かかりつけ医にご相談ください。(抗体価検査や定期以外の予防接種は自費です。)
- 予防接種を受けましょう。
- 麻しんの定期予防接種は、風しんとの混合ワクチンで2回接種(1回目が1歳、2回目が小学校就学の前年)です。
こどもの予防接種
参考