計画策定の趣旨
本市では、平成19年4月に第1次総合計画(基本構想および基本計画)を策定し、効率的かつ効果的な行財政運営を進めてきました。
第1次総合計画は、「新市建設計画」の方針を踏まえつつ、その精査を含めて、より戦略的で具体性のある計画として策定し、平成28年度までの10年間(平成25年3月中間見直し)を期間としたものでありました。
基本構想を本市の「将来のまちづくりのあり方」や「まちの姿」といった「共有すべき目標」とし、基本計画を本市の将来像「人 自然 輝きつづける あい甲賀」の実現をめざした羅針盤として、これまで着実な歩みを進め、目標年次を迎えることになります。
この10年においては、本格的な人口減少社会の到来と少子高齢化の進行、東日本大震災等を契機とした大規模な地震災害とエネルギー政策などへの不安の高まり、これまでに経験したことのない異常気象による水害・土砂災害の恐れ、経済・社会のグローバル化の進行など、策定後の本市を取り巻く情勢は大きく変化しており、今、私たちは時代の大きな転換期にいます。
本市はこれまでの10年間に固めた基礎のうえに、市民幸福度の最大化に向けた「甲賀の國づくり」を着実に進め、地域資源を十分に活用した個性豊かで魅力ある地域を創るため、生活の場からの声の一つひとつに耳を傾けながら、新しい指針となる地域経営計画として、第2次甲賀市総合計画を策定します。
第2次甲賀市総合計画 策定方針(PDF 362KB)