こころの健康のためにストレスとうまく付き合いましょう
こころの健康は、からだの健康と表裏一体であり、どちらが欠けても安心した生活を送ることはできません。
そんな中、私たちが生活する上で、ストレスというものは切っても切れないものであり、「ストレス」と聞くとマイナスなイメージがありますが、適度なストレスはやる気や集中力を生む原動力にもなるといわれています。とはいえ、あまりに刺激が強すぎたり、長期に続くとこころやからだに悪影響を及ぼしますので、ストレスをうまく解消する手段や付き合っていく方法を自分なりにみつけ、こころもからだも健康に保ちましょう。
簡単にできるストレス解消法
五感に働きかけましょう。
- 視覚:読書や映画、旅行などの趣味を楽しむ
- 自分の趣味に没頭することは誰にとっても楽しい時間になり、最高のリフレッシュ方法です。
忙しい中でも、少し時間をとって取り組んでみましょう。
- 上記以外に・・・
- ショッピング
- テレビ、お笑い番組で大笑いする
- 漫画を読む
- ゲーム
- 森林浴 等
- 味覚:おいしいものを食べる、飲む
- 好きなもの・おいしいものを食べれば幸せな気分になります。 飲み物は、リラックス効果のあるものがストレス解消に役立ちます。
例えば、ハーブティー、ミルクティー、ホットミルク、お茶、適量のお酒など。
ただし、食べ過ぎ、飲み過ぎには注意が必要です。
- 嗅覚:アロマテラピー、香を炊く
- ミントやカモミールなどのハーブやラベンダーなどの香り、または、自分の好きな香りを楽しむことでリラックスすることができます。
ハーブティーなどの飲み物や入浴、睡眠時に香りをうまく利用してみましょう。
- 聴覚:音楽を聴く、おしゃべりをする
- 好きな音楽を聴いたり、奏でたり、歌ったりすることで楽しいと感じたり、感動することは気分転換にもなります。
- 触覚:入浴(温泉)等
- 38~40℃のぬるめのお風呂にゆっくり入ったり、半身浴をするなど心身ともにリラックスできます。また温泉にいき、良質の効能や場所が変わることでの解放感なども効果的です。
からだを動かしましょう
運動はからだを鍛えるだけではありません。ストレス解消にも役立ち、快眠にもつながります。汗をかくのもいいですが、気軽に出来る方法として、散歩やジョギング、ストレッチ、ヨガなどがあり、スッキリと爽快な気分になります。運動は健康的なストレス解消法なのでお勧めです。
ぐっすり眠りましょう
ぐっすり眠れば、脳やからだの疲れが取れ、イラつきや思い悩んでいる状態が緩和されます。寝ることはこころやからだにとって一番のストレス解消法といえるかもしれません。
毎朝、朝日を浴びよう
体内には「体内時計」があり、自律神経などの機能を調整しています。体内時計の周期は1日約25時間。からだの規則正しいリズムづくりのためには、毎朝カーテンを開け朝日を浴びましょう。そうすることで1時間の誤差をリセットし、脳を覚醒させ、こころとからだのリズムが回復していきます。