給水装置や受水槽以下の設備は所有者の財産です(水道メーターは市の貸与品です)。このため、設備の故障によって漏水した分の水道料金は所有者のご負担になりますので、日ごろから十分な管理をお願いします。
水道メーターを読みましょう。
漏水の発見に、使用水量のチェックに役立ちます。思わぬ水道料金の支払いをすることが無いようにメーターを読みましょう。
※漏水した水の料金は減額できる場合があります。詳しくは上下水道料金お客様センターまたは、上下水道総務課へおたずねください。
メーターの読み方
デジタル式のメーターの場合
※数字が使用水量を示しています。
円読式メーターの場合
※黒い針が使用水量を示しています。
使用水量のチェック
検針時に使用水量のお知らせを利用者にお渡ししています。その通知によって使用水量のチェックをお願いします。ご不明なことがあれば、上下水道料金お客様センターまたは、上下水道総務課へおたずねください。
使用水量のお知らせの用紙では次のようにメーターの指示数と使用水量を記載しています。
今回指示数(1) |
361m3 |
前回指示数 (2) |
295m3 |
メーター取替前水量(3) |
m3 |
今回使用水量(1)-(2)+(3) |
66m3 |
漏水の発見方法
- 蛇口を全部閉めてメーターのパイロット(又は赤い1リットルの針)が動いていないか確認してください。
- パイロットが動いていると給水管のどこかで水漏れがあります。水漏れがある場合は指定給水装置工事事業者に、修繕を依頼してください。
- 水漏れをしている場合で、夜間など指定給水装置工事事業者に連絡が取れないときは、応急措置としてメーターボックス内のバルブを閉めておいてください。
簡単に直せる蛇口の修理方法
蛇口をきつく閉めないと止らないのは水漏れの前触れ現象です。これは蛇口の中にあるコマに付いているゴム製のパッキンがすり減っているか、硬化して蛇口本体との間にすき間が出来ています。このような時は市販のコマと交換をお進めします。
※蛇口は上記の図のようになっています。構造がわかれば修理にも自信が持てます。
※レバー操作で吐水・止水の調整を行う構造の蛇口に節水コマは付けられません。
節水コマは下記の順序で簡単に取り替えることが出来ます
1 |
メーターボックスの中のバルブを右にまわして水を止めます。蛇口を開け水が止っていることを確認します。
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2 |
水が止っていれば、カバーナットをレンチ等でまわしてはずし、ハンドルを左にまわしながらスピンドルごと上部を取り出します。
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3 |
蛇口内に残ったコマを取り出します。
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4 |
新しいコマを入れて、逆の順序で組み立てます。(カバーナットを堅く占めすぎるとハンドルがかたくなります。)
メーターボックスの中のバルブを開くと終わりです。
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※蛇口によってはご家庭で修理できないものもありますので、指定給水装置工事事業者へ修理を依頼してください。