甲賀市水道事業経営戦略
甲賀市水道事業では、人口減少や節水型社会の浸透による水需要の減少に伴い、給水収益の減少傾向が続いている一方で、施設の老朽化による更新や耐震化に多大な費用が必要となることが見込まれます。水道事業を取り巻く経営環境は厳しくなりますが、日常生活に欠くことのできない住民サービスを、将来にわたり安定的に継続していかなくてはいけません。
このような中、地方公営企業の経営基盤強化と財政マネジメントの向上を目的とする「経営戦略」を策定するよう総務省からの通知があったことから、効率化・経営健全化の取組方針を示した中長期的な経営の基本計画として「甲賀市水道事業経営戦略」を策定しました。
■経営戦略の基本的な考え方
計画期間
・平成28年度から平成37年度まで(10年間)
経営の基本方針
・安心で安定した水道水の確保
・安定した経営基盤の確立
・市民参画の推進
投資・財政計画
・現時点で反映可能な効率化・経営健全化の取り組みを踏まえ、「投資試算」と「財源試算」の「収支均衡(純損益の黒字)」を図る。
計画の管理
・適切な事後検証、更新を行い、3年毎に見直しを行う。
・実績と経営戦略との乖離が著しい場合や、経営、財政の条件が大幅に変更になった場合にも見直しを行う。
甲賀市水道事業経営戦略 (PDF 2,326KB)