城郭用語集

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城郭用語集

用語	読み	説明
曲輪・郭	くるわ	人間が活動できるように削平された平場。切岸や土塁・横堀などの防御施設によって囲繞されることが多い。
腰曲輪	こしぐるわ	比較的広い曲輪の下部に設けられた小さい曲輪。

用語	読み	説明
土塁	どるい	造成土や地山の整形によって築かれた土手状の高まり。
虎口	こぐち	城域や曲輪への出入り口。
平入り虎口	ひらいりこぐち	横矢や食い違い、虎口に伴う空間などをもたず、直進して通過できる虎口。
食い違い虎口	くいちがいこぐち	虎口を構成する土塁や横堀などの開口部が虎口付近で食い違うもの。
枡形虎口	ますがたこぐち	虎口の前後を矩形に土塁で囲むことによって設けられた防御施設。
横矢	よこや	塁線に折れなどを設けて、攻めてくる敵兵を側面から攻撃できるようにした施設。
櫓台	やぐらだい	櫓を構築するための土壇。
切岸	きりぎし	地山を切り盛りし、曲輪の端部に設けられた人工の急斜面。
石垣	いしがき	石を積み上げて高低差を確保する施設。中世では高石垣の構築は行われず、曲輪の端部に土留めとして設けられる程度であった。
土橋	どばし	虎口や通路を確保するために、堀の中に造成土や地山の整形によって設けられた土の橋。

用語	読み	説明
縄張	なわばり	曲輪の配置や土塁・堀などによって構成される城郭の平面プラン。
方形館	ほうけいかん	方形状を呈する、主に平地の居館。
居館	きょかん	平時に居住するための施設。主に平地や山麓に立地するが、戦国末期には山上に居住スペースを設ける事例も増えてくる。

所在地/〒 528-8502甲賀市水口町水口6053番地

電話番号/ 0748-69-22500748-69-2250 FAX/0748-69-2293

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