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華開く 甲賀の文化

分野編 第5巻「信楽焼・考古・美術工芸」平成25年3月15日より販売

近世初頭信楽壺
近世初頭信楽壺

甲賀市の多彩で豊かな歴史文化の諸相を紹介する分野編の3冊目として、「信楽焼・考古・美術工芸」を刊行します。「日本六古窯」の一つに数えられる信楽焼は、遠く鎌倉時代に開窯し、その火を絶やすことなく今日も日本有数の窯場として知られています。本巻ではその歴史、美、そして技を、最新の研究成果にもとづいて詳述します。

考古資料からみた信楽焼の変遷、陶磁文化史からみた中・近世の展開、そして近現代の新たな発展と、なりわいとしてのやきものづくりなど、これ一冊で信楽焼の歩みがわかります。研究者・愛好者の方にもぜひおすすめします。

また本巻では「万葉歌木簡」の発見で全国的な注目を集めた紫香楽宮跡をはじめ、市内の主要遺跡や遺物、「仏像の宝庫」といわれるにふさわしく、新発見あいつぐ仏教彫刻も豊富な図版とともに紹介します。近江甲賀の文化をひもとく『甲賀市史』、今回もぜひ座右にお備えください。

体裁

『甲賀市史』第5巻

B5版 上製本 箱入り 本文約510ページ 巻頭カラー口絵16ページ 本文図版多数

付録・B2判 カラーマップ「甲賀の古像」同梱

販売価格
1冊3,500円(送料別)
市史の購入について

第5巻執筆者(敬称略)

木村 至宏(成安造形大学前学長・甲賀市史編集委員長)
岩田 茂樹(奈良国立博物館学芸部長補佐)
大槻 倫子(滋賀県立陶芸の森主任学芸員)
岡  佳子(大手前大学総合文化学部教授・甲賀市文化財保護審議会委員)
栄原 永遠男(大阪市立大学名誉教授・甲賀市文化財保護審議会委員)
冨増 純一(信楽焼伝統工芸士会会長・甲賀市史編さん委員)
畑中 英二(滋賀県教育委員会文化財保護課副主幹)
平井 美典(財・滋賀県文化財保護協会調査整理課長心得)
藤岡 英礼(栗東市教育委員会主査)
細川 修平(財・滋賀県文化財保護協会調査普及課長心得)
鈴木 良章(甲賀市教育委員会)
小谷 徳彦(同上)
渡部圭一郎(同上)
米田 実(同上)
林 修平(同上)
伊藤 誠之(同上)

目次

紫香楽宮跡出土の万葉歌木簡
紫香楽宮跡出土の万葉歌木簡
第1章 信楽焼ーその歴史・美・わざ
第1節 信楽焼の考古学
第2節 信楽茶陶の世界
第3節 近世信楽の陶業
第4節 近代化への道
第5節 発信・交流する信楽焼
第6節 生業としての信楽焼
第7節 甲賀の諸窯
付  明治初期の信楽焼生産資料
第2章 考古ー地下に眠る甲賀の歴史
第1節 紫香楽宮跡
第1項 紫香楽宮跡関連遺跡群
第2項 紫香楽宮の歌木簡と文字資料
第2節 集落と官衙
第3節 古 墳
第4節 古代窯
第5節 甲賀の山寺
第3章 美術工芸ー甲賀祈りの美
第1節 甲賀の仏教彫刻
第2節 美の諸相

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