ALTの小学校での様子を紹介します。
"Hello! How are you?"で始まる授業は、"I'm happy!" "I'm super!" "Hmm, I'm sleepy!!" と元気な挨拶から始まります。
授業が進むと、ALTが話す"Wow! Oh! Cool!"などの感嘆詞やジェスチャーを児童も真似し、どんな活動も大盛り上がり。
タブレットを用いたゲームでは既習の単語や数字を英語で答え、たくさんの言葉を発話する姿が伺えました。


自分の好きな日本の四季について、パワーポイントで作成したスライドを発表する時間がありました。
まず最初はアメリカの四季についてALTが紹介。日本ではあまり馴染みのないイースターや7月4日の独立記念日の写真を見て「日本と全然違う!アメリカに行ってみたいなぁ!」と異文化理解も深まるものとなりました。児童の発表では、"In spring, we can see cherry blossoms!"と桜の美しさを紹介する児童が多く、最後には大きな拍手をもらい、英語で自分の思いを発表できたことに嬉しそうな表情を見せていました。

中学校での授業の様子です。
参観をした授業は「疑問詞を使った疑問文」「to不定詞」「現在完了進行形」。出てくる単語や文法も複雑なものになってきました。けれど、ここでALTの腕の見せ所!生徒が理解しやすいようにオリジナルのパワーポイントを作成したり、とにかく時間勝負!細かく時間を区切り、間延びせず集中できるようにするなど様々な工夫をこらした授業展開が見られました。

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複雑な文法は、まずはグループワークで1人1人が発言し、ALTが確認をします。

生徒の発話の機会を増やすには、楽しみながら実践的な英語力を向上させるインタビューゲームが効果的でしょうか。
自分と同じ意見や異なる意見を聞き、"Yeah!" "Really!?"と賑やかな活動となり、ALTの先生にも質問をする積極的な生徒もたくさん見かけました!グリーティング、ゲームの説明、単語や文法のサポートに至るまで、ALTが英語をゆっくり何度も話し、教員はその都度翻訳をすることはなく生徒が困った時に日本語で少しサポートする程度。ALTの話す英語に、生徒がしっかり耳を傾ける様子を目にすることができました。

